- 作者:小林 めぐみ
- メディア: 文庫
あらすじ
高校生の夏休みといえば、部活の夏合宿！我らが人妻女子高生ヒロインの所属する文芸部でも、「夜のしじまをゆけ～百鬼夜行探訪」をテーマに学校の合宿所で行うことになったわけです。で、うら若い少女たちが夏の夜に集まってやることといえば、当然「怪談話」。さっそく妖しげな儀式をしてみると、なんと人間が一人増えていて―！？夏の夜に相応しい(？)オカルトっぽい『合宿篇』をはじめ、キッチュでキュートな短編8本を収録。巷で噂の“幼妻”SFコメディ、ずずずいっと第4弾。
亮人：：どぅおもー！KIRINです(低音ボイスで)
ゲンキ君：：ビールだけに、ってやかましいガル！違います。漫才風読書感想でーす！
亮人：：ということで今回は、小林めぐみ『食卓にビールを』の第4巻やで～。
ゲンキ君：：富士見ミステリー文庫だガルな。
亮人：：今は亡き、富士ミス～！！2000年代の前半に、ミステリ専門ライトノベルのレーベルとして頑張ってたんやけど、終盤にはミステリという看板は形骸化して、「LOVE寄せ」とかいう謎キャッチフレーズで恋愛物を出してたり、色々迷走のラノベレーベルやったなー。
ゲンキ君：：そこから出てたSFラノベが『食卓にビールを』だガルな。
亮人：：これもミステリではなく、SFやねんな。
ゲンキ君：：女子高生で人妻な主人公が、学校でドラッグストアで病院で物産展で合宿でと、いろんな場所で不思議な出来事に巻き込まれるドタバタコメディ日常SFだガル。
亮人：：かなり、ゆるーい日常SFやな。
ゲンキ君：：大抵、地球に潜んでいたヘンテコ宇宙人に出会って、問題解決(撃退)して、最後には旦那とビールを飲んでハッピーエンドという黄金パターンだガルね！
亮人：：第4巻でもこの黄金パターンは相変わらず。気楽にどこからでも楽しめる短編集なのがええな！
ゲンキ君：：星雲賞にも何度もノミネートしてるシリーズだけあって、軽いノリの割には濃いSF用語が出てきたり楽しいガル。
亮人：：ってかこの表紙の水着イラストは何なんや？！作中にこんなシーンは無かったでw
ゲンキ君：：ラノベにありがちなサービスカット？
亮人：：しかも女子高生なのにビールを飲んでいる！？
ゲンキ君：：まぁフィクションの中の女子高生だし。それに人妻だガル。
亮人：：それ関係ある？まぁ楽しかったから何でもええか！！
ゲンキ君：：ってなるくらい、ゆるーいSFだったガルな！お手軽SFだガル！
亮人：：復刊して、子供向けに発売してほしいくらいやな！SFの普及にもなりそうやん！
ゲンキ君：：ところで、最近この漫才風読書感想をUPするの、溜めすぎじゃないがるか？サボりすぎガル！
亮人：：いやいや、なかなか勘を戻すのが大変で。近々にします。缶をキンキンにね！ビールだけにw
ゲンキ君：：やかましいガル！ちゃんとしろ！
亮人：：あらドライな対応。スーパードライや。ビールだけにw
ゲンキ君：：やかましいガル！
亮人：：今年読んだ本はスグに漫才風読書感想にするって、年始の目標に立てたのになー。でも目標は破るものやもんな！目標は、泡と消えましたw ビールだけにw
ゲンキ君：：ってやかましいガル！もうやめさせてもらうわん！ガルガル！！！
