くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

オフでカタリ

羽倉崎のブックオフにて。

クーポンを使いに行ってきた!
『人造救世主』は、シリーズ開幕篇。角川ホラー文庫なのに、表紙がカワイイwこれは集めないと!
『語り屋カタリの推理講戯』は、フェイバリット作家の円居先生の買いそびれていたもの。講談社タイガってイマイチ本屋のどこに置いてるのか分からなくて、見逃しちゃうよねw

今村昌弘『兇人邸の殺人』

あらすじ
入ったが最後、姿を見ることは二度とないーー
❝廃墟テーマパーク❞にそびえる奇怪な屋敷。
深夜侵入した葉村と比留子を異形が襲う。
シリーズ累計100万部突破!!『屍人荘の殺人』シリーズ第3弾!
『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月後――。神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と剣崎比留子が突然の依頼で連れて行かれた先は、“生ける廃墟"として人気を博す地方テーマパークだった。園内にそびえる異様な建物「兇人邸」に、比留子たちが追う班目機関の研究成果が隠されているという。深夜、依頼主たちとともに兇人邸に潜入した二人を、“異形の存在"による無慈悲な殺戮が待ち受けていた。待望のシリーズ第3弾、ついに刊行!

『屍人荘の殺人』のシリーズ、第三弾!今回は、班目機関を追って廃墟風テーマパークに建つ監獄へ。これが班目機関の狂人科学者の居城で外界から孤絶。しかも夜には首狩りモンスターが跋扈。スプラッターハウスかな?なんというクローズドサークルだ!?よく思い付くな!しかも首狩りに何人か殺られる中、この特殊な状況下で普通の殺人も起きる。こんな混乱の中で理論的推理を組み立てるとは!お見事!しかもこの首狩りモンスターの真相に涙してしまうし。なんという本格ミステリだ!

宮で冬至

最寄りの宮脇書店にて。

久々に本屋に行った!ペイペイの残高があったので、買い忘れを買ってきた!
石黒達昌先生は、『ゼロ年代日本SFベスト集成』に収録されていた「冬至草」が大傑作だったから気になってた。でも本が入手困難で読めてなかった。そこへ伴名練の編纂による傑作選!ありがたい!こころして読みます!大好きな米澤穂信先生のオビの惹句がいい文章だしね!
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押井守『機動警察パトレイバー TOKYO WAR (後編)』

あらすじ
横浜ベイブリッジ爆撃事件に端を発した警察と自衛隊の対立は、ついに自衛隊の出動にまで発展した。不測の事態に備えるという名目で都内各所にかり出された戦車や戦闘レイバー、装甲車、完全武装自衛隊員たち…。それはまるで東京に戒厳令が敷かれているかのようだった。しかし、そうした過剰な防衛をあざ笑うかのように、敵はわずかな手勢で攻撃を仕掛け、都内全域を混乱の渦に陥れた。ここに至って特車二課の後藤隊長はついにある決断を下す…。「機動警察パトレイバー2THE MOVIE」の監督押井守が自ら構築した小説版「パトレイバー2」、衝撃の完結編。

面白かった!東京に進駐した自衛隊。そこへ謎の戦闘ヘリ。東京へ通じる全ての橋が落とされ、東京は戦場に。日本の平和ボケが偶然の上に成り立っているのを知らしめた衝撃。この作品から30年弱たった現在の日本でも、緊急事態宣言とか自衛隊とか玉虫色のままだしね。ラストの首謀者・柘植はちょっとあっさりしすぎの感もあった。もっと情念を語らせてほしかった。
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