オースン・スコット・カード『死者の代弁者(上)』
あらすじ
宇宙に進出しはじめた人類が初めて遭遇した地球人以外の知的生命体、それが昆虫型異星人のバガーだった。だがコミュニケーション不足のため戦争となり、最終的には双方の種族に不幸な事態を招いてしまった。その事件から3千年、銀河各地に植民して領土を広げていった人類はついに第二の知的生命体に遭遇した。あらたに発見した惑星ルジタニアに入植しようとしたところ、森に住んでいる動物ピギーが高度の知性と能力を持っているとわかったのだ。今度こそバガーのときのような過ちは繰り返すまい…。人類はピギーと慎重に交渉しはじめたが。ヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞。
『エンダーのゲーム』続編。『エンダー』読んだのはメッチャ昔だけど、鮮明に記憶に残ってる物語。そして今作。全く作風が違うぞ!?前作ではゼノサイドしちゃったから、今作の異星人ピギーは微々たる影響も与えずに観察することに。しかし人間がピギーに殺されてしまう。そこで呼ばれた死者の代弁者・エンダー。入り組む問題の家族との対峙。これはどう謎が解かれるのか?下巻に急ぎます。