丸戸史明『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた(1)』

冴えない彼女の育てかた (富士見ファンタジア文庫)

あらすじ
これは俺、安芸倫也が、ひとりの目立たない少女をヒロインにふさわしいキャラとしてプロデュースしつつ、彼女をモデルにしたギャルゲームを製作するまでを描く感動の物がた…「は？なんの取り柄もないくせにいきなりゲーム作ろうとか世間なめてんの？」「俺にはこのたぎる情熱がある！…あ、握り潰すな!せっかく一晩かけて書き上げた企画書なのに」「表紙しかない企画書書くのにどうして一晩かかるのよ」「11時間寝れば必然的に残った時間はわずかに決まってんだろ」「もうどこから突っ込めばいいのよ…このっ、このぉっ！」…ってことで、メインヒロイン育成コメディはじまります。

亮人：：どぅおもー！漫才風読書感想でーす！
使い魔・ゲンキ君：：今回は、ライトノベル。富士見ファンタジア文庫の丸戸史明『冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた』の第1巻だガル！
亮人：：冴えカノ～！
ゲンキ君：：ゲーム『WHITE ALBUM2』のシナリオライター、丸戸史明先生が満を持して執筆したラノベだガル。
亮人：：ホワルバ～！雪菜～！
ゲンキ君：：WHITE ALBUM、略してホワルバね。そのWHITE ALBUM2は、主人公と雪菜とかずさの三角関係を描いていて、ご主人は雪菜派だったのね。
亮人：：だって声がカワイイんだもん！
ゲンキ君：：はいはい、冴えカノに話を戻すガル。
亮人：：はい。
ゲンキ君：：大まかなストーリーは、高校でギャルゲーを作る話だガルな。
亮人：：同人ゲームね。
ゲンキ君：：まずはメンバー集め。美術部のエースでハーフ美少女、しかし隠れオタクで新進気鋭の同人イラストレーター、澤村・スペンサー・英梨々。優等生の先輩で新人ライトノベル作家、霞ヶ丘詩羽。この二人を口説き落として、イラストとシナリオだガル。
亮人：：そしてヒロインは！
ゲンキ君：：整っているけど全く印象の薄い同級生、加藤恵。桜の舞う坂道で偶然見かけて、ヒトメボレするガルね！
亮人：：う～オレも加藤恵に完璧惚れるやん！カワイイ！
ゲンキ君：：加藤恵は全くオタク気質はないけど、なぜかゲーム作りに付いてくるガルな。
亮人：：アニメ二期の挿入歌「GLISTENING♭」の歌詞にもあるように、恵もこの出会いが嬉しかったんよ。だからって健気すぎるやん。胸が苦しい！
ゲンキ君：：続きも読んでいくしかないガルね！
亮人：：はい、ここで最後の謎かけ。
ゲンキ君：：急に冷静w
亮人：：「加藤恵」とかけて！
ゲンキ君：：加藤恵とかけて？
亮人：：「ワンルームマンションに付いてるベランダでBBQパーティをする」ととく！
ゲンキ君：：ワンルームでBBQととく？そのこころは？？
亮人：：どちらも「ヒロイン／広いん？」と聞くことになるでしょう！！
ゲンキ君：：そもそもワンルームでパーティするなガル！？
亮人：：なら宴会なら、ええんかいw
ゲンキ君：：ちーん。もうやめさせてもらうわん！ガルガル！！！