くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

高屋奈月『フルーツバスケット(13)(14)(15)』

フルーツバスケット (13) (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット (13) (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット (14) (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット (14) (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット (15) (花とゆめCOMICS)

フルーツバスケット (15) (花とゆめCOMICS)

13巻。
由希の三者面談。母親は相変わらずヒドイ。由希を道具としか見ず、自分の道を押し付け、あとは無関心。しかし兄・綾女が割って入ってくる。変人に見せかけて、ちゃんと由希のことを考えてる、いい兄だ!
生徒会。相変わらずメンバーの暴走。生徒会を防衛隊にしたいとか笑!?でも由希、振り回されつつも、新たな居場所になってきている?よいことだね!
透、紅野に会いに草摩本家へ。途中で、紅葉とその妹・モモに会う。モモは紅葉のことを兄妹とは知らないけど、心は通じ合いそうで良かった!母親のことで悲しい思いをしてるのに、明るいムードメーカーだから、幸せになってほしい!そして紅野に会う。うおちゃんのことを伝える。紅野も、当主の側近として冷徹なのかと思いきや、色々心には抱えてそう。ってか透は単独で草摩本家に潜入とかドキドキさせすぎぃ!
そして修学旅行!京都と奈良。透と夾の心の距離がさらに縮まる。由希とも接近。どちらとも仲を深めてほしい!
14巻。
リンの過去。両親はいつも笑顔だったがそれを疑った瞬間から、それが演技で逆ギレされて家庭崩壊。潑春に助けられるも、当主に引き裂かれる。すごく悲しい過去。やっぱり十二支は両親に愛されないことが多いけど、リンはとくに可哀想だ。
リン、紫呉に「十二支の呪いを解く方法」を聞きに来る。紫呉でも、分からないのかー?じゃあ誰が知っているのか?そもそも方法はあるのか?なんとか打開策があってほしいよ。
生徒会。真知の破壊衝動。生徒会室を破壊してしまう原因がまだ分からないのが、もどかしい。何を隠してるのか?
透は紅野のお見舞いへ。リンと透、「呪いを解く方法」を探しているという共通項。これは共闘できそう?いい仲間になってあげてほしい!
そして文化祭の準備も着々と。
15巻。
由希の過去。母親は由希を当主に売り渡した。ひどい。そして当主の虐待。絶望を植え付けて何がしたいのか?当主の心の闇も気になる。
由希の現在。透に「お母さん」になってほしい?まるでシャア・アズナブルじゃん?!まぁ恋ではなく、優しさに惹かれるという意味では、分からないでもないけど。
文化祭の劇。「シンデレラっぽいもの」。もうメチャクチャ!シンデレラが花ちゃん、王子様が夾。こんな混乱した演劇とか、笑うしかないじゃん!
ということで、夾の気持ちも近づき、由希の気持ちも変化して、次巻へ。また続きを借りたら読みます!持ってきてくれる日が楽しみだ!