http://scifilists.sffjazz.com/lists_books_rank1.html
海外のSFオールタイムベスト100のリスト発見。よくわからんけど最近のアメリカのネット投票か?前にここで載せたのはSFとFTを混合したベストだったが、今回はSFのみということで非常に収まりの良いランキングになっている。ということで、自分の既読チェックもしてみました。
まずはランキング。
- 『エンダーのゲーム』オースン・スコット・カード(《エンダー》第一部)
- 『デューン砂の惑星』フランク・ハーバート(《デューン》第一部)
- 《ファウンデーション三部作》アイザック・アシモフ
- 『銀河ヒッチハイク・ガイド』ダグラス・アダムス
- 『一九八四年』ジョージ・オーウェル
- 『異星の客』ロバート・A・ハインライン
- 『華氏451度』レイ・ブラッドベリ
- 『2001年宇宙の旅』アーサー・C・クラーク
- 『われはロボット』アイザック・アシモフ
- 『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン
- 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
- 『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
- 『リングワールド』ラリイ・ニーヴン
- 『宇宙のランデヴー』アーサー・C・クラーク
- 『ハイペリオン』ダン・シモンズ(《ハイペリオン》第一部)
- 『タイムマシン』H・G・ウェルズ
- 『すばらしい新世界』オルダス・ハクスリー
- 『幼年期の終り』アーサー・C・クラーク
- 『宇宙戦争』H・G・ウェルズ
- 『月は無慈悲な夜の女王』ロバート・A・ハインライン
- 『終りなき戦い』ジョー・ホールドマン
- 『火星年代記』レイ・ブラッドベリ
- 『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア
- 『スノウ・クラッシュ』ニール・スティーヴンスン
- 『闇の左手』アーシュラ・K・ル=グウィン
- 『神の目の小さな塵』ラリイ・ニーヴン&ジェリー・パーネル
- 『死者の代弁者』オースン・スコット・カード(《エンダー》第二部)
- 『ジュラシック・パーク』マイクル・クライトン
- 『高い城の男』フィリップ・K・ディック
- 『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ
- 『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
- 『光の王』ロジャー・ゼラズニイ
- 『ゲイトウエイ』フレデリック・ポール
- 『海底二万里』ジュール・ヴェルヌ
- 『ソラリス』スタニスワフ・レム
- 『アンドロメダ病原体』マイクル・クライトン
- 『惑星カマゾツ―時間と空間の冒険I』マデレイン・レングル(別題『五次元世界のぼうけん』)
- 『コンタクト』カール・セーガン
- 『神々自身』アイザック・アシモフ
- 『猫のゆりかご』カート・ヴォネガット・ジュニア
- 『ユービック』フィリップ・K・ディック
- 『遠き神々の炎』ヴァーナー・ヴィンジ
- 『トリフィド時代』ジョン・ウィンダム
- 『クリプトノミコン』ニール・スティーヴンスン
- 『時計じかけのオレンジ』アントニイ・バージェス
- 『レッド・マーズ』キム・スタンリー・ロビンスン(《火星三部作》第一部)
- 『愛に時間を』ロバート・A・ハインライン
- 『黙示録3174年』ウォルター・M・ミラー・ジュニア
- 『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
- 『永遠の終り』アイザック・アシモフ
- 『フランケンシュタイン』メアリー・シェリー
- 『地底旅行』ジュール・ヴェルヌ
- 『バトルフィールド・アース』L・ロン・ハバード
- 『所有せざる人々』アーシュラ・K・ル=グウィン
- 『ダイヤモンド・エイジ』ニール・スティーヴンスン
- 『ゲーム・プレイヤー』イアン・M・バンクス(《The Culture》第二部)
- 《ナイツ・ドーン三部作》ピーター・F・ハミルトン(未訳?)
- 『スタータイド・ライジング』デイヴィッド・ブリン(《知性化シリーズ》第二部)
- 『エンダーズ・シャドウ』オースン・スコット・カード(《エンダー》番外編)
- 『果しなき河よ我を誘え』フィリップ・ホセ・ファーマー(《リバーワールド》第一部)
- 『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア
- 『永劫』グレッグ・ベア
- 『スキャナー・ダークリー』フィリップ・K・ディック
- 『悪魔のハンマー』ラリイ・ニーヴン&ジェリー・パーネル
- 『都市と星』アーサー・C・クラーク
- 『侍女の物語』マーガレット・アトウッド
- 『分解された男』アルフレッド・ベスター
- 『ステンレス・スチール・ラット』ハリイ・ハリスン(《ステンレス・スチール・ラット》第一部)
- 『スフィア―球体』マイクル・クライトン
- 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン
- 『拷問者の影』ジーン・ウルフ(《新しい太陽の書》第一部)
- 『啓示空間』アレステア・レナルズ(《レヴェレーション・スペース》第一部)
- 『銀河市民』ロバート・A・ハインライン
- 『透明人間』H・G・ウェルズ
- 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』フィリップ・K・ディック
- 『ドゥームズデイ・ブック』コニー・ウィリス
- 『イリアム』ダン・シモンズ
- 『人形つかい』ロバート・A・ハインライン
- 『大宇宙の少年』 ロバート・A・ハインライン(旧題『スターファイター』)
- 『マラカンドラ 沈黙の惑星を離れて』C・S・ルイス(《別世界物語》第一部)
- 『火星のプリンセス』エドガー・ライス・バローズ(《火星シリーズ》第一部)
- 『オルタード・カーボン』リチャード・モーガン(《タケシ・コヴァッチ》第一部)
- 『さなぎ』ジョン・ウインダム
- 『天のろくろ』アーシュラ・K・ル=グウィン
- 『老人と宇宙』ジョン・スコルジー
- 『Use of Weapons』イアン・M・バンクス(《The Culture》第三部)(未訳)
- 『中継ステーション』クリフォード・D・シマック
- 『フラットランド 多次元の冒険』エドウィン・アボット・アボット
- 『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー
- 『ヴァリス』フィリップ・K・ディック
- 『ストーカー』ストルガツキー兄弟
- 『Stand on Zanzibar』ジョン・ブラナー(未訳)
- 『宇宙創世記ロボットの旅』スタニスワフ・レム
- 『ポストマン』デイヴィッド・ブリン
- 『天空の劫火』グレッグ・ベア
- 『多彩の地』ジュリアン・メイ(《エグザイル・サーガ》第一部)
- 『楽園の泉』アーサー・C・クラーク
- 『失われた世界』コナン・ドイル
- 『宇宙零年』ジェイムズ・ブリッシュ(《宇宙都市》第一部)
- 『知性化戦争』デイヴィッド・ブリン(《知性化シリーズ》第三部)
既読チェック。
既読:○、積読:△、未読:×
- 『エンダーのゲーム』:○(これが一位か。自分的には翻訳が合わなかったので納得できない)
- 『デューン砂の惑星』:×
- 《ファウンデーション三部作》:×
- 『銀河ヒッチハイク・ガイド』:○
- 『一九八四年』:×
- 『異星の客』:×(海外ではハインラインといえばコレらしいね)
- 『華氏451度』:○
- 『2001年宇宙の旅』:△
- 『われはロボット』:×
- 『宇宙の戦士』:△
- 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』:○
- 『ニューロマンサー』:○(あの特殊な翻訳が原作ではどうなっているのか気になる)
- 『リングワールド』:×
- 『宇宙のランデヴー』:×
- 『ハイペリオン』:○(『没落』までしか読んでないけどw)
- 『タイムマシン』:×
- 『すばらしい新世界』:×
- 『幼年期の終り』:○(日本では圧倒的人気。自分的にはこの辺の順位が妥当な気がする)
- 『宇宙戦争』:×
- 『月は無慈悲な夜の女王』:○
- 『終りなき戦い』:△
- 『火星年代記』:○
- 『スローターハウス5』:×
- 『スノウ・クラッシュ』:△
- 『闇の左手』:×
- 『神の目の小さな塵』:×
- 『死者の代弁者』:×
- 『ジュラシック・パーク』:×
- 『高い城の男』:△
- 『鋼鉄都市』:×
- 『虎よ、虎よ!』:○
- 『光の王』:△
- 『ゲイトウェイ』:×
- 『海底二万里』:△(「ふしぎの海のナディア、原作」という帯の付いたの持ってる)
- 『ソラリス』:○(早川版しか読んでないけど)
- 『アンドロメダ病原体』:×
- 『五次元世界のぼうけん』:×
- 『コンタクト』:×
- 『神々自身』:△
- 『猫のゆりかご』:×
- 『ユービック』:△
- 『遠き神々の炎』:×
- 『トリフィド時代』:×(オーケンの歌を聴いて滅茶苦茶読みたいんだけど何処にも売ってない)
- 『クリプトノミコン』:×
- 『時計じかけのオレンジ』:×
- 『レッド・マーズ』:△(創元はさっさと第三部『ブルーマーズ』を発売しろ!!)
- 『愛に時間を』:△(長門有希が読んでたハードカバー版を持ってる)
- 『黙示録3174年』:×
- 『アルジャーノンに花束を』:○(泣いた)
- 『永遠の終り』:△
- 『フランケンシュタイン』:×(なんで外人はこれをランキングに入れたがるんだろ)
- 『地底旅行』:×
- 『バトルフィールド・アース』:×(サンリオSF文庫、古書店で見つけたけど買ってない。これアメリカの怪しい新興宗教団体が映画にしてたやつだよね)
- 『所有せざる人々』:×
- 『ダイヤモンド・エイジ』:×
- 『ゲーム・プレイヤー』:×
- 《ナイツ・ドーン三部作》:×
- 『スタータイド・ライジング』:△(父親の本棚にあります)
- 『エンダーズ・シャドウ』:×
- 『果しなき河よ我を誘え』:△(滅茶苦茶面白そうなので飛びついて買ったのにまだ積読だわ)
- 『タイタンの妖女』:△
- 『永劫』:×
- 『スキャナー・ダークリー』:×
- 『悪魔のハンマー』:×
- 『都市と星』:△(新装版買ったのに積んだまま)
- 『侍女の物語』:×
- 『分解された男』:△
- 『ステンレス・スチール・ラット』:△(行きつけの古書店でサンリオSF文庫安かったので買った)
- 『スフィア―球体』:×
- 『夏への扉』:○(日本で絶大な人気だけど、海外でもランクインするとは意外)
- 『拷問者の影』:△
- 『啓示空間』:△(分厚すぎて読む気が起こらないw)
- 『銀河市民』:△
- 『透明人間』:×
- 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』:×
- 『ドゥームズデイ・ブック』:○
- 『イリアム』:×
- 『人形つかい』:△
- 『大宇宙の少年』:○(旧題『スターファイター』を持ってる。新題の方は最近父親が買ってた)
- 『マラカンドラ 沈黙の惑星を離れて』:×
- 『火星のプリンセス』:×(『火星の土方歳三』なら持ってるw)
- 『オルタード・カーボン』:×(いっぺん図書館で借りたけど、箱入りの2冊で物物しかったので読まずに返した)
- 『さなぎ』:△(銀背で持ってます)
- 『天のろくろ』:×
- 『老人と宇宙』:△(父親の本棚にあります)
- 『Use of Weapons』:×
- 『中継ステーション』:△
- 『フラットランド 多次元の冒険』:×
- 『ザ・ロード』:×
- 『ヴァリス』:×
- 『ストーカー』:×
- 『Stand on Zanzibar』:×(これ『ザンジバーに立つ』ってやつでしょ。翻訳家や編集者の間で翻訳の企画が絶えず立ち上がるがいつも立ち消えになるという伝説の。未訳なのに何故か2chのSF板にアンチスレまであるというw)
- 『宇宙創世記ロボットの旅』:△(古本市で買った。でもちょっと汚いから買い直そうかなと思ってる)
- 『ポストマン』:△(父親の本棚に)
- 『天空の劫火』:×
- 『多彩の地』:×
- 『楽園の泉』:×
- 『失われた世界』:×
- 『宇宙零年』:△(《宇宙都市》シリーズは4冊とも持ってるよ!!)
- 『知性化戦争』:△(父親の本棚にある)
○:15、△:29、×:56
外人のオールタイムベストは毛色が違う作品がランクインしていて見ていて楽しい。とくに『果てしなき河よ我を誘え』『ステンレススチールラット』『宇宙創世記ロボットの旅』『宇宙零年』あたりの自分が有名作と知らずに買ったのに、ランクインしてる作品が多くて吃驚だ!!