くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

50年前の米英のSFオールタイムベスト投票のリスト

古いSFマガジンをあさっていたら、50〜60年代の米英SF雑誌によるSFオールタイムベスト投票の結果が載ってたので、リスト化してみた。1956年の米国アスタウンディング誌と1959年の英国ネビュラ誌と1966年の米国アナログ誌、三つリスト化した。ソースは1967年のSFマガジン

  • 1956年米国アスタウンディング誌
  1. 『時間と空間の冒険』レイモンド・J・ヒーリイ&J・フランシス・マッコーマス編(旧銀背で全三巻中二巻まで邦訳された)
  2. 『都市』クリフォード・D・シマック
  3. 火星年代記レイ・ブラッドベリ
  4. 『人間以上』シオドア・スタージョン
  5. 『新しい人類スラン(別題:スラン)』A・E・ヴァン・ヴォクト
  6. 『月を売った男』ロバート・A・ハインライン
  7. 『破壊された男』アルフレッド・ベスター
  8. “The Astounding SF Antholgy”ジョン・W・キャンベル編
  9. 幼年期の終りアーサー・C・クラーク
  10. 『一九八四年』ジョージ・オーウェル
  11. 『非Aの世界』A・E・ヴァン・ヴォクト
  12. 銀河帝国(ファウンデーション?)』アイザック・アシモフ
  13. 『影が行く』 ジョン・W・キャンベル
  14. “To the End of Tine”オラフ・ステープルドン(『最後にして最初の人類』『スターメイカー』『オッドジョン』“The Flames”の合本)
  15. すばらしい新世界オルダス・ハクスリー
  16. “Seven Famous Novels”H・G・ウェルズ(『タイムマシン』『モロー博士の島』『透明人間』『宇宙戦争』『月世界最初の人間』『彗星内の生活』『神々の糧』の合本)
  17. 『地球の緑の丘』ロバート・A・ハインライン
  18. 『重力の使命』ハル・クレメント
  19. ヒューマノイドジャック・ウィリアムスン
  20. 『闇よ落ちるなかれ』L・スプレイグ・ディ・キャンプ
  21. 『われはロボット』アイザック・アシモフ
  22. 『刺青の男』レイ・ブラッドベリ
  23. 『都市と星』アーサー・C・クラーク
  24. 『宇宙商人』フレデリック・ポール&C・M・コーンブルース
  25. 『華氏四五一度』レイ・ブラッドベリ
  26. 『宇宙への序曲』アーサー・C・クラーク
  • 1959年英国ネビュラ誌
  1. 『人間以上』シオドア・スタージョン
  2. 『破壊された男』アルフレッド・ベスター
  3. 『われはロボット』アイザック・アシモフ
  4. 銀河帝国(ファウンデーション)』アイザック・アシモフ
  5. 『都市と星』アーサー・C・クラーク
  6. 『アトムの子ら』ウィルマー・H・シラス
  7. 『トリフィドの日(別題:トリフィド時代)』ジョン・ウィンダム
  8. 鋼鉄都市アイザック・アシモフ
  9. 『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
  10. 『草の死』ジョン・クリストファー
  11. 幼年期の終りアーサー・C・クラーク
  12. 人形つかいロバート・A・ハインライン
  13. 『人間の手がまだ触れない』ロバート・シェクリイ
  14. 『都市』クリフォード・D・シマック
  15. 『新しい人類スラン』A・E・ヴァン・ヴォクト
  16. 『刺青の男』レイ・ブラッドベリ
  17. 『宇宙への序曲』アーサー・C・クラーク
  18. 『300:1』J・T・マッキントッシュ
  19. 『クリスマス・イヴ』C・M・コーンブルース
  20. 『オブザーバーの鑑(別題:観察者の鏡)』エドガー・パングボーン
  21. 『宇宙商人』フレデリック・ポール&C・M・コーンブルース
  22. “Stories for Tomorrow”ウィリアム・スローン編
  • 1966年米国アナログ誌
  1. “The Foundation Trilogy”アイザック・アシモフ(ファウンデーション三部作の合本)
  2. “Seven Famous Novels”H・G・ウェルズ
  3. 『破壊された男』アルフレッド・ベスター
  4. 幼年期の終りアーサー・C・クラーク
  5. 『都市と星』アーサー・C・クラーク
  6. 火星年代記レイ・ブラッドベリ
  7. 『都市』クリフォード・D・シマック
  8. 『黙示録三千百七十四年』ウォルター・M・ミラー・ジュニア
  9. 『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン
  10. “To the End of Tine”オラフ・ステープルドン
  11. 『月を売った男』ロバート・A・ハインライン
  12. 『重力の使命』ハル・クレメント
  13. 『虎よ、虎よ!』アルフレッド・ベスター
  14. 異星の客ロバート・A・ハインライン
  15. 『非Aの世界』A・E・ヴァン・ヴォクト
  16. 『人間以上』シオドア・スタージョン
  17. 『時間と空間の冒険』レイモンド・J・ヒーリイ&J・フランシス・マッコーマス編
  18. デューンフランク・ハーバート
  19. 『宇宙商人』フレデリック・ポール&C・M・コーンブルース
  20. 『さなぎ』ジョン・ウィンダム
  21. 魔法株式会社ロバート・A・ハインライン
  22. 『イシャーの武器店』A・E・ヴァン・ヴォクト
  23. 『地球脱出(別題:メトセラの子ら)』ロバート・A・ハインライン
  24. 『中継ステーション』クリフォード・D・シマック

今でも有名な作品から、大昔に邦訳されて以来忘れられた作品まで、いろいろあって面白いね!忘れられた、旧銀背の作品たちは、買い集めたいなー!