- 作者: ステファニーメイヤー,Stephenie Meyer,小原亜美
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/11
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
あたしは怪物なんだろうか。(中略)本当のモンスター。みんなを傷つけて、自分の欲望を実現するためならどんなことでもやってのけるような……。(315頁)
と自分で分かっている様な事を言って自省しているので俺の気持ちも救われた。そしてまだ話は終わらない。その直後、シリーズ最大の「クラッと」ポイントが襲ってきました。上の二択を迫ってエドワードは戦いから抜けてベラの傍にいることを選択。ベラは酷い要求をした事を自覚しているので謝る。その謝りに対するエドワードのフォロウの一言。
「謝ることはないよ」「ぼくには、決しておそれたりしないでほんとうの気持ちを打ち明けてほしい。これがベラにとって必要なことなら……」「いちばん大事なのはベラだから」(中略)「わかってる。それにベラはそんなことは頼んでない。自分がなんとかがまんできそうな選択肢をふたつ挙げてくれた。そしてぼくはそこから、自分が甘んじてもいいと思うものを選んだ。それが“歩みより”ってものさ」(317頁)
これは甘ぇっす!!甘すぎる台詞っす!!!エドワードさん恰好良過ぎっす!!!!このシーンを読んでいた時、丁度立って読んでたんだけどクラッときて思わず腰から力が抜けて立ってられなかった。こりゃ全米の女の子も虜になるわ。いや女の子じゃなくてもクラッと来たもん。だって、もう決まりかけの事案に対して、彼女から(別の、しかも自分に都合の良い)二者択一を吹っかけられたらイラッと来るでしょ、普通。それなのに「二つも選択肢を挙げてくれた、そこから甘んじて自分が選ぶ、それが“歩みより”」ってこんな恰好良い事って常人が言える??俺もエドワードさんみたいな男になりたいっす!!!このエドワードさんの台詞だけで★5つ↓
★★★★★