くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

ステファニー・メイヤー『トワイライト6 嘆きの堕天使』

トワイライト〈6〉嘆きの堕天使

トワイライト〈6〉嘆きの堕天使

予想と全く違うクライマックスにかなり驚きつつ楽しんだ。だっていきなりイタリアだもん。アリスが急に飛んでくるのも、みんなの事を思ってるのが良く表れていて好きになった。ロザリーとの和解も良かった。ただラストの幸せモードのベラの言動に少しイラッと来た。特に父親のチャーリーの事を思ってるような事を言ってる割には、行動が酷すぎる。「自分の行動に対する罰は全て受けます。パパには外出禁止にする権利がある」とか言いながら、裏では部屋でこっそりエドワードと逢引き出来るからいいもんって態度!!事情があったとはいえ、自分が悪いのに父親に謝るならいざ知らず、駆け引きまで仕掛けようとして。駆け引きと言えば、エドワードとの「変身」に関する話し合いと「評決」で駆け引き仕掛けるのも鼻に付いた。恋の駆け引きと言えば許せるような気もするけど、何かそんな感じじゃなくって受け付けなかった。そして挙句の果てに、バイクの事の責任は全て自分にあるはずなのに、ジェイコブ君に責任転嫁して怒りの矛先を向ける。あんな良い子のジェイコブ君に!!!ちょっと第二部に入ってジェイコブ君目線で肩入れして読み進めすぎたみたいで、この先読むのが辛そう。。。
★★★★☆