山本弘『詩羽のいる街』

詩羽のいる街

まず輸入食品の話。よく行くショッピングモールに輸入食品の店があるわけです。そこで最近買った物。まず1つ目、辛ラーメン。韓国の袋即席麺。俺が大好きな漫才師ますだおかだの増田が、韓流好きで韓国好きで、TVで「韓国の空港で食べた辛ラーメンがうまかった」って言ってたので買ってみた。で感想は、辛い。滅茶苦茶辛い。「辛」ラーメンだから当たり前なんだけど、それにしても辛い。麺と同時にスープを投入して5分間煮込まないといけないので、麺にも辛さが染込んで、そこが良い(5分待つのは面倒だけど)。次2つ目、コロナビール。メキシコのビール。これが凄く美味い!!!超オススメ。日本のビールに比べて苦味が少なくて軽くて飲みやすい。飲む前に小袋に入ってるライム果汁を入れるんだけど、あれはどういう効果があったのかは謎。日本ビールに比べて高いけど、一飲の価値ありです、是非。
して『詩羽』の話。以前、SFは山本弘について行けばよいって書いた記憶があるが、SFだけじゃなく普通小説でも凄い。いつもどおり、ポップカルチャーネタや自身の主張を織り交ぜてるんだけど、人と人との繋がりを主題に置いた、なんて温かい素敵な話なんだ。素晴らしい。でも『らきすた』と『ハルヒ』を混ぜたような『ガルテリ』他、小ネタがいちいち分かる自分が嫌になった。あと2年前の本なのに、今タイムリーな「非実在青少年」について批判しているのにも驚いた。
★★★★★