くじら座タウ星府立大学SF研究会

主に読書(SF中心)について書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。

ステファニー・メイヤー『トワイライト9 黄昏は魔物の時間』

トワイライト〈9〉黄昏は魔物の時間

トワイライト〈9〉黄昏は魔物の時間

婚約したのに他の男とキスするなんて絶対に許さない、絶対にだ!!!まず時系列順に話していこう。序盤の山場は、ベラがエドワードと変身前にそういうことしたい云々の話。はじめ、ベラがエドワードの“歩みより”を利用してなんか要求を突きつけてきたので、何言ってんのこいつ、と思った。けど、変身したらどうなるか分からないって気持ちと、女側からそういう話を持ち出すって事を考えたら、“歩みより”を利用しようとしても仕方ないのかなと納得した。次、問題の中盤の山場。ジェイコブ君のキスに応えてるんじゃねーよ。婚約したのに他の男とキスするなんて絶対に許さない。と息巻いて読んでたら、その後エドワードの対応が紳士。ベラは人間だからエドワードには埋められない心の隙間がある、僕が悪いってキスも認めるの。エドワード心広すぎ、そして俺心狭すぎ。いや、狭くない、普通俺のような感情になる…はず。。。そして戦いの後、最後の山場。ジェイコブ君の愛にきちんと終わりを告げるベラのシーン。ジェイコブ君、ワイルドで強引な所もあったけど、全てに納得して身を引く紳士然とした姿に胸が熱くなった。ベラがジェイコブ君のことも愛している事を認識させて、それでも駄目と分かったら、身を引く。わざと厳しく責めるような演技の台詞とか、エピローグの一人になるシーンとか、今までジェイコブ目線で読んできた者としては辛かった。ジェイコブ君には、早く刻印相手を見つけて幸せになってもらいたいです。
★★★★☆