くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

9月の読書メーターまとめ


9月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3325ページ

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)
過去二冊より断然面白くなった!!!上巻はイマイチだと思ったけど、上巻の伏線があってこその本書。トリック自体は相変わらずありがちだけど、キャラクタ小説として大いに楽しめた!!!
読了日:09月28日 著者:似鳥 鶏
敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)敵は海賊・短篇版 (ハヤカワ文庫JA)
初《敵は海賊》で大丈夫かと思って読み始めたんだけど、いやー最高に楽しかった!!!長篇版も途中まで持ってるので絶対買い集めなくてはいけなくなった!!!黒猫型宇宙人アプロがこんなに可愛いとは。「雪風」との競演は、深井零の出番がほぼ無かったのが不満だが、それでも良かった。
読了日:09月25日 著者:神林 長平
泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ)泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ)
SFの様々な要素が大量に盛り込まれていて楽しかった。時間SF好きとしては「20回」が特に面白かった。ドタバタ続きかと思ったら「21回」の宗教の話はへビィで難解だった。あと表紙が格好良いんだけど、文中からしてヨンの宇宙船はもっとこじんまりとしてるようなイメージなんだけど。。。
読了日:09月24日 著者:スタニスワフ・レム
太宰治文学館 (1) (太宰治文学館 1)太宰治文学館 (1) (太宰治文学館 1)
人間失格」はどう解釈すればよいのか難しかった。特に激しく共感する事も無かった。併録されている「グッド・バイ」は大いに可笑しかった。未完なのが大変惜しい。
読了日:09月17日 著者:太宰 治
復活!! 虹北学園文芸部復活!! 虹北学園文芸部
涼宮ハルヒもどきの表紙に惹かれて読書。児童向けと侮っていたが、テンポがあって楽しい。是非とも続きを書いて欲しい。
読了日:09月16日 著者:はやみね かおる
アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風
前の2作の復習してから読んだ方が良かったか、と思ったけど、意外にも記憶に残っていた。機械知性(ジャム?)の意識世界に幻惑された。素晴らしかった。普段の俺なら、辻褄の合わない世界の描写されたら飽きてくるんだけど、『雪風』は大いに楽しめた。
読了日:09月15日 著者:神林 長平
左京区七夕通東入ル左京区七夕通東入ル
女版モリミとの噂を聞いて飛んできたんだけど、モリミとは少し印象が違ったかな。女の子向け?京都での大学生活は大層楽しそう。
読了日:09月09日 著者:瀧羽 麻子
夏への扉[新訳版]夏への扉[新訳版]
早川書房は珍しく良い仕事をしましたね!!誰にでも受け入れやすい名作SFを、このように啓蒙するのは大変良いと思う。断然読みやすくなってるしね。でも俺は重厚な福島正実訳の方が好きかな。「ハイヤード・ガール」が「文化女中器」から「おそうじガール」になってるのには魂消た。あと誤訳と分かっていても「審判者ペトロニウス」より「護民官ペトロニウス」の方が良いな。
読了日:09月08日 著者:ロバート・A・ハインライン
おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)
梶尾真治の文章と鶴田謙二の絵が凄くマッチしている。
読了日:09月06日 著者:梶尾 真治
大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス (ハヤカワ文庫 SF 36)大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス (ハヤカワ文庫 SF 36)
松本零士絵は今までそんなに好きじゃなかったけれど、この挿絵は素晴らしい。「シャンブロウ」は想像とは違う話だったけど、官能的で良かった。巻末解説の野田昌宏さんの語り口も楽しかった。2005年に野田訳の「シャンブロウ」が出せて良かったですね、野田さん!!!
読了日:09月03日 著者:C.L.ムーア

読書メーター

今月のベストは勿論『雪風』!!!でも全作品ともよかった。