くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

野尻抱介『アフナスの貴石』

ユニクロガンダムTシャツを見ながら考えたんだけど。。。ガンダムの世界で月面都市のシーンってあったっけ?そのシーンできちんと六分の一重力で描写されてたかどうかが気になって気になって。重力制御装置なんてオーバーテクノロジーは開発されてないだろうから、街中でフワフワしてるのがあったはずなんだけど記憶から出てこない。確かフォンブラウンシティでフォウと会うシーンがあったはずなんだけど1G重力だったような気もする。今度見返してみるか。
してクレギオンシリーズ6巻の話。ロイドが逃走して会社解散って魂消たね。でも最初だけでストーリー的には捻りなかったような。SF的には宇宙での救難シーンがやっぱり良かった。回転した船の遠心重力とか船外活動での噴射節約とかそんな何気ない描写にイチイチ感動する。でメインネタのアフナスの貴石の正体は、途中で薄々分かってしまった。しかし宇宙の神秘に触れる感動路線と思ったら、やっぱり困難を自ら生み出してしまうドタバタ路線メインだったのは予想外だったかな。
★★★☆☆