2009-03-19 野尻抱介『サリバン家のお引越し』 小説 感想 サリバン家のお引越しクレギオン (富士見ファンタジア文庫)作者: 野尻抱介,弘司出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 1993/12メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る今回の舞台はオニールの島3号コロニー。ガンダムで有名な。でもクレギオンの世界って超光速航行と重力制御が可能だったんじゃなかったっけ。だとすると別に遠心重力を得るまでもなく重力制御装置を使えばいいんじゃないかと思ったんだけど。『機動戦士ガンダムユニコーン』の最初の方でもコロニー内戦闘あったけど、空気の流れとかも計算に入れていてこっちの方がリアルっぽい。 あとマージの性格が変わったような気がする。前からサバサバした男勝りなところあったけど。サリバン夫人の言動が気に障ったとはいえ、空気悪くなるような事をズバズバ言うようなキャラだったっけ。 最後にいつものことながら終わり方がアッサリしすぎ。書きたいSFアイデアを詰め込んだら、後日談もなくさっぱり終わらせる所が清々しくもある。 ★★★★☆