くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

NHK総合『プライミーバル』全6話

NHKの新春特別海外ドラマ。イギリス制作。3日連続2話ずつ放送。
NHK的には「恐竜SFドラマ」と銘打っているが、恐竜なんて1匹も出てこないじゃないか(笑)第1話はペルム紀だし、第2話のクモとムカデは石炭紀だし、第3話と第5話のモササウルスとかプテラノドンとかは白亜紀だけど正確には恐竜じゃないし、第4話のドードー新生代に入ってからだし、最終話に至っては未来の肉食獣って。。。
でも古代生物の完成度は高いんだよな。ジュラシックパーク以来簡単に作れるようになったとは言え日本ドラマではこうはいかないよ。特にプテラノドンは子供の頃から好きだったんで大変良かった。あとドードーは可愛らしかった。
オチに関しては、未来の肉食獣の正体が未来じゃなくて実は過去に連れて行った幼体2体だったっていう「存在の環」的なもので、時間SFとしてはまぁありがちなんだけど十分満足。過去のキャンプ地が自分たちのだって分かった時は不覚にも吃驚してしまったし。ただラストの大オチが現在の歴史が変わったけど変化は主人公の好きな女ひとりだけがいなくなっただけって、どんなバタフライ効果だよ、そんなピンポイントあるかよ。そのあたりだけ駄目なところだったな。
しかーし、本作の真の見所は他にあるのだ!!それはアビー・メイトランド@ハンナ・スピアリット@斉藤梨絵だ!!!動物学者兼動物園の飼育員の女の子なんだけど短い金髪が最高にキュート。例えが悪いけどショートヘアーの小坂めぐるみたいな。そして蛇足なんだが自分の部屋にいる時は、パンツじゃないから恥ずかしくないもんばりにパンツ1枚(上はキャミソール)。NHKで夕方に放送するとは実にけしからん。