くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

野田昌宏『銀河乞食軍団(3) 銀河の謀略トンネル』

あらすじ
銀河乞食軍団に身をよせる少女パムの故郷タンポポ村と両親の謎の消失、そして数々の騒動――それは、星系政府が隠密裡に行った星間宇宙船用超大型バニシング・エンジンの全開テストが引き起こしたものだった。さらには、タンポポ村と百光年も離れた辺境とが正体不明のトンネルでつながっている事が判明!そして、このトンネルを版図拡大のため悪用せんと目論む非道な星系軍の無謀な計画が進められつつあった。これを察知した我らが銀河乞食軍団は、ただちに阻止工作を開始したが……!?ユニークな勇者達の活躍を描く好評のシリーズ第三弾!

タンポポ村の消失事件を捜査中。銀河乞食軍団の旗艦・クロパン大王は、辺境の《冥土河原》を調査中に異空間に巻き込まれて、タンポポ村の跡地に飛ばされ不時着。タンポポ村を封鎖している軍に身柄を押さえられる。彼らは軍の包囲網から脱出できるのか?と言うことで今回も楽しかった!タンポポ村消失の原因も見えてきたし。バニシング・エンジン実験の暴走で異空間トンネルが発生したのか。しかも軍はその異空間トンネル現象を軍事転用しようと厳重に緘口令。ってかそれらの軍の秘密を乞食軍団が暴くんだけど、その方法が美人局ばっかりで笑う!それで乞食軍団は、整備班にまで美人がそろってるのね?!とりあえず軍の動きは抑えたので、ここからの逆転に期待!次巻も早々に読んでいくよ!