毎年恒例、年の終わりの振り返り。小説からランキング。
読んだ本の数:41冊
読んだページ数:10282ページ
購入書籍数:+125冊
積読消化数:-39冊
- 第1位『夏と冬の奏鳴曲』麻耶雄嵩
- 第2位『本と鍵の季節』米澤穂信
- 第3位『鋼鉄都市』アイザック・アシモフ
- 第4位『玩具の棺』止まり木館(同人誌)
- 第5位『最初の接触』アンソロジー
- 第6位『月岡兄妹の推測』白樺あじと(同人誌)
- 第7位『なめらかな世界と、その敵』伴名練
- 第8位『誰彼』法月綸太郎
- 第9位『ジャナ研の憂鬱な事件簿』酒井田寛太郎
- 第10位『Xの悲劇』エラリー・クイーン
- 第11位『阪堺電車177号の追憶』山本巧次
- 第12位『スロー・バード』イアン・ワトスン
- 第13位「ちんぷんかんぷん」エリック・フランク・ラッセル(『ヒューゴー賞傑作集 No.1』収録)
- 第14位『名井島』時里二郎
- 第15位『魔眼の匣の殺人』今村昌弘
- 第16位『大宇宙の墓場』アンドレ・ノートン
- 第17位『死に急ぐ奴らの街』火浦功
- 第18位『冴えない彼女の育てかた』丸戸史明
- 第19位『ロシア紅茶の謎』有栖川有栖
- 第20位『恐怖省』堀晃
1位は、夏冬!衝撃的な展開と投げっぱなしのオチ。でもノーアイデアで終わったわけじゃなく、思わず考察してしまう。本当に奇書だけど、ハマった!
2位は、米澤穂信先生!毎年、先生の作品は上位に入れてしまうんだけど、今年も傑作。学園の日常ミステリと見せかけて、ハードなオチ。これぞ米澤穂信!
3位は、アシモフ!今までアシモフはなぜか読んでこなかったんだけど、傑作だった!ミステリとしても、ロボットSFとしても、読み応え充分!
4位は、玩具の棺!同人誌!京大生を中心とした学生による主にミステリの同人誌。どれも商業レベルの完成度で度肝を抜かれた!とくにドラえもん×クトゥルフが最高だった!
5位は、最初の接触!SFの新刊はこれだけしかランクインしていないという、若干の反省とともに。新刊だけど、古いSFをまとめたアンソロジーで、やっぱりオレは古き良き翻訳SFが好きなんだと実感!
ということで今年のまとめ!今年も充実した読書ライフを送れました!新本格ミステリを買ってばかりの一年だった気もするw 文フリ大阪も行ったし、ツイッター上では「日本SF読者クラブ」も盛り上がったし。一方で、天神橋筋のジグソーハウスさんが実店舗を閉められて、ネットのみの営業になるという悲しみも。夢のようなお店を今まで開いてくれて、多大な感謝とともに、お疲れさまでした!またネット店舗でも何か買うぜ!
ということで、楽しくていい一年だった!!では来年もみんなで楽しい読書ができますように~!!