くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

さゆと『宙の王家』


宙の王家
作者:さゆと(著)・ぽいぽい(絵)
出版社/メーカー:sizukuoka
発売日:2019/01/20
メディア:文庫判(A6)

あらすじ
サラ・キャロラインは王家に迎えられた。
太陽系を巡る宇宙船国家のひとつ、《キャロライン》に。
望まぬ地位に翻弄されるサラの支えは陽だまりの少女・フィーネとの逢瀬。 しかし国家間の政治と戦争は、フィーネの操る白銀の機動兵器・ヒトガタを中心に渦巻いていた……。
無垢な少女の目線からつづられる愛と戦争のスペースオペラ小説。

文フリget本。スペオペ好きとして手に取れて良かった!宇宙船国家同士が戦争を繰り返しているという、往年のスペオペラノベ的な設定!王家に強制編入されるサラ。心通わせた少女フィーネを前線に立たせるための人質。フィーネは出土した超兵器を唯一扱える人間。燃える設定!想い合うサラとフィーネ。百合とSFが上手く混ざり合っていてイイ!終盤もアクションあり陰謀ありで、のめり込んだ!ラストに判明する背後にあった人間関係もGOOD!女の子も可愛くてロボもカッコイイ、このイラストいいね!大満足!
f:id:akito0526:20190910221647j:plain