エラリー・クイーン『Xの悲劇』
- 作者: エラリー・クイーン,鮎川信夫
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1960/02/07
- メディア: 文庫
- クリック: 17回
- この商品を含むブログ (45件) を見る
あらすじ
ニューヨークの電車の中で起きた奇怪な殺人事件。おそるべきニコチン毒をぬったコルク玉という新手の凶器が使われたのだ。この密室犯罪の容疑者は大勢いるが、聾者の探偵、かつての名優ドルリー・レーンの捜査は、着々とあざやかに進められる。“読者よ、すべての手がかりは与えられた。犯人は誰か?”と有名な挑戦をする、本格中の本格。
亮人::どぅおもー!漫才風読書感想でーす!
使い魔・ゲンキ君::今回はエラリー・クイーンの『Xの悲劇』だガル!
亮人::『Y』は読んだけど『X』はまだ読んでなかったから、ジグソーハウスさんで買ったんよなー!
ゲンキ君::引退したシェイクスピア俳優のドルリー・レーン氏が名探偵の四部作だガルね。
亮人::今回も面白かったわー!電車の中で、毒針付きコルク玉をポケットに仕込まれた殺人。容疑者は不特定多数。その中から、一人の犯人を導くロジックがほんまに素晴らしかったわ!。
ゲンキ君::まさかアノ人物が!?
亮人::普通に流して読んだ部分にもヒントが隠されてたり!?それまでに出てきた描写(手掛かり)を過不足なく使って、理論的な筋道で犯人までたどり着くんやから、気持ちいいロジックやわ!
ゲンキ君::驚きの連続だったガルね!
亮人::ただレーン氏の完璧主義がちょっと鼻についたかもなー。
ゲンキ君::たしかに犯人の容疑を完璧に固めるまで秘密主義を貫いて、その結果犠牲者が増えた面もあったガルな。
亮人::犯人なんて、ちょっとアヤシイ容疑の時点でリンチにしたったらええねん!!法律はあとから付いてくるww
ゲンキ君::メチャクチャだガル。
亮人::とにかく、面白かったし歴史に残る傑作やったことは確かやわ!
ゲンキ君::『Z』と『最後の事件』も早く読みたいガルな!
亮人::とろこで聞いてくれる?オレにも「Xの悲劇」があったねん!?
ゲンキ君::Xの悲劇が起こったガルか?
亮人::そうそう、オレのお気に入りのブーツがあるんやけどな。冬用やから靴箱にずっと収納してたんよ。そしたらカビだらけになってた!!梅雨の間も「換気」してなかったからなー。だれも注意「喚起」してくれへんかったからーw
ゲンキ君::ダジャレやめるガル!ってかその話のどこが「Xの悲劇」だガル?
亮人::これがホントの「えぇ靴の悲劇」ww
ゲンキ君::やっぱりダジャレだガル!ダジャレ禁止!このアホ!バカタレ!!
亮人::靴だけに「踏んだり蹴ったり」な言いようww
ゲンキ君::もうやめさせてもらうわん!ガルガル!!!
★★★★★