くじら座タウ星府立大学SF研究会

主に読書(SF中心)について書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。

多和田葉子『きつね月』

きつね月

きつね月

あらすじ
1993年に芥川賞、96年にドイツのシャミッソー賞を受けドイツでも活躍する作家 多和田葉子による18の掌篇。「鏡像」「たぶららさ」「詩人が息をしている」……。ある章では、満月の夜に僧侶が月を飲み、また別の章では、辞書から生まれた村のことが書かれる。不思議な味わいの世界は、純文学の最先端である。

亮人::どぅおもー!漫才風読書感想でーす!foooooo!!
使い魔・ゲンキ君::今回は、多和田葉子の幻想的な掌編集『きつね月』だガル!!
亮人::全米図書賞を獲る前から読もうと思ってました!ホントです!!
ゲンキ君::2018年11月15日に米最高権威の文学賞・全米図書賞を『献灯使』で獲ったんだったガルな!本当にそれ以前から読もうと思ってたガルか?
亮人::ホントです!前々から勧められてたんです!!ウェーイ!!
ゲンキ君::疑わしいガル。
亮人::ハイ~では中身へ。最初の数編が幻想詩的迷宮世界観が強すぎて支離滅裂レベルだったので心折れかけたんよなー。けど、読み進めていくうち、詩的な世界にハマっていったんだyo!yeah!!
ゲンキ君::本当に詩のような幻想世界に没入していったガルな!
亮人::とくに「ギターをこする」「魔除け」「有名人」あたりの病的な執着が妙に引き込まれる世界観やったで!foooo!!
ゲンキ君::これが今の純文学ってやつなんだガルね。
亮人::「Zという町」なんかは、山野浩一「メシメリ街道」に似た不条理SFっぽい話で、これも面白かったze!
ゲンキ君::たしかに、とらえどころのない不条理感に耽溺できるガルね。
亮人::ということで、『きつね月』のタイトルが回文になってるということで、オレも回文を作ったyo!
ゲンキ君::また唐突な。
亮人::いくでー!「世の中ね、金か金金かなのyo」!!foooo!!
ゲンキ君::逆から読むと「よのなかねかねかかねかねかなのよ」。一応回文になってるけど、有名な「世の中ね、顔かお金かなのよ」のパクりじゃないか?そもそもなんでそんなにお金に執着してるガルー!!!
亮人::yeah!!!!!
ゲンキ君::ってかなんで今日はそんな変なテンションなんだガルか?
亮人::「きつね付き」なだけに「あげのって(お揚げ、乗って/アゲ~↑ノッて)」ますwwなんちゃってww
ゲンキ君::もうやめさせてもらうわん!ガルガル!!!

収録作
「鏡像」「たぶららさ」「遺伝子」「詩人が息をしている」「電車の中で読書する人々」「ねつきみ」「ギターをこする」「辞書の村」「魔除け」「有名人」「かける」「船旅」「台所」「シャーマンのいる村」「乙という町」「ハイウェイ」「オレンジ園にて」「舌の舞踊」

★★★★☆