くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

イアン・ワトスン『星の書』

星の書 (創元SF文庫―黒き流れ)

星の書 (創元SF文庫―黒き流れ)

あらすじ
西岸世界から《川》を渡って攻めこんできた軍勢との戦争も、ようやく終わろうとしていた。奇しくもこの戦いの中心人物となった川ギルドの少女ヤリーンは、自らの体験を《川の書》として記しはじめた。だが運命は、まだ彼女を解放してくれない。西岸の宿敵エドリック博士に執拗にあとを追われ、さらには《黒き流れ》に命じられるまま、超存在ゴッドマインドの待つ、真の戦いの舞台へと……。全宇宙を賭けた戦いの全貌とは?英国の鬼才が、二転三転する驚異の展開で贈る、ユニークにして新しき神話的世界!!

《黒き流れ》三部作の二作目。三作読むと奇想でとんでもないところまで投げ飛ばされるとの噂を聞いて手に取ったが、噂にたがわぬヘンテコっぷり。(表紙絵にもある)ゴッドマインドの薔薇園が何故あんなところにあったりww後半には「川の書」で出てきたあの子が実はああだったりww。なんなんだw?SF的にも壮大な計画が進行中で、最終巻『存在の書』でどう落とすのか。気になるので、すぐさま最終巻に行きます!
★★★★☆