くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

『有頂天家族』第二話「母と雷神様」


第二話は、雷様が怖い母親を兄弟みんなで探し出すエピソード。まず母親のキャラクタがよかった。タカラヅカにのめり込んで男装の麗人で玉突きに出かける姿は、原作の想像通り。そして夷川の夷川発電所ウラの偽電気ブラン工場は、意外に近代化された工場で驚いた。そこで働きいぢめられる矢四郎。中原麻衣のショタ声は、一話のときも思ったけど、ええわーw。六道珍皇寺の矢二郎ガエルは、声が意外にピッタリだ。『四畳半』アニメの小津の声も意外性がよかったが、カエルは見事にはまってる!そして矢一郎兄さんは、イケボなんだけど窮地では冷静さを失うコメディタッチなしゃべりが巧くマッチ。『四畳半』の城ヶ崎先輩は出番が少なかったので、今回は期待。あと矢一郎兄さんの愛用の乗り物、自動人力車には笑った。手足がぶらーんとなった操り人形みたいな御者とは、アニメ製作者陣の想像力が遺憾なく発揮されており面白い!海星は、お察し。NHK-FM青春アドベンチャー枠のラジオドラマ版の海星がお気に入りだっただけにね。。。最後は、家族愛・母の偉大さが感じられる『有頂天』らしいエピソードで嬉しくなるほどに良かった。