くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

安彦良和『機動戦士ガンダム THE ORIGIN (15)オデッサ編・前 (16)オデッサ編・後』

ベルファスト基地でのカイさんとミハルとの邂逅から、黒い三連星復讐戦、オデッサ作戦まで。まずミハルのエピソードは、特に自分が1stの中でも一番好きな話だから、感動。とくにオリジンでは、始めからカイさんが不良として描かれていたから、ミハルの死を通じての成長が際立っていて、もう滂沱の涙。黒い三連星復讐戦は、ダブルジェットストリームアタックになんか笑った。オデッサ作戦は、戦闘シーンに何故か「哀・戦士」の歌詞が書かれてて、ちょっと違和感。いや「哀・戦士」自体は名曲なんだけどねえ。そしてマ・クベのギャン来たー!!!TV版では、もっとあとのテキサスコロニーで登場だったけど、まあ細かいことはいいんだよ。ギャンのデザインが1stの全MSの中で一番好きだから、恰好良く描かれていて大変満足。ところでマ・クベが、アニメでは大佐なのに、オリジンでは中将に昇進していた。アニメでは、いきなり核攻撃しかけた嫌な奴ってイメージだったけど、オリジンでは地球文化を愛するキャラが徹底的に描写されていて、好感。よけいに自分のギャン好きに拍車がかかるじゃないかよう。