野尻抱介『タリファの子守歌』

タリファの子守歌―クレギオン (富士見ファンタジア文庫)

宇宙飛行士の若田光一さんがISSの4ヵ月半のミッションから帰還なされましたね。若田さんの帰還後の会見聴いてると、本当に人類が宇宙に進出したらニュータイプに革新するんじゃないかと思えてきた。若田さんニュータイプとかそんな恥ずかしい事言わんけど、相当柔軟な頭の持ち主で宇宙飛行士って偉いなんだなぁと思う。真面目に書いてきて何が言いたかったかというと、次の日本人宇宙飛行士の山崎直子さんすげぇ可愛い!!!
してクレギオン第5巻の話。正直あらすじ読んだ時点では今回の惑星の設定はイマイチ盛り上がらないかと思った。だってただの嵐の惑星じゃん。でも違った。だって全て計算されてるんだもん(いや俺が検算したわけじゃないから野尻先生が計算したか知らないけど)。横倒しの渦嵐(シャフト)とかドライアイスでダウンバーストとか。野尻抱介の書く「宇宙の特殊環境に立ち向かう人々」はいつ読んでも燃えずにはいられない。でもクレギオンの中で最高だったのは土星型惑星のやつだな(過去に自分で付けた★を見たら意外に厳しい評価だった。★5かと思ったのに。という事なら今回の★は↓こうならざるをえない。)。
★★★☆☆