くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

有川浩『空の中』

空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

最近、読書メーターの感想欄に長文の感想書いてこのブログにコピペしてるだけだから、このブログの存在意義が無くなってきてるよね。まぁいいか。気にせず今日も行ってみよー!!
有川作品は『図書館戦争』と『レインツリー』しか読んでいないくせに言うのもなんだけど、有川浩って完全にラブコメの人と思ってたけどSFとしても素晴らしい作品書くね。『図書館戦争』で星雲賞獲った時は「それはナイナイ」と思ったけど、その意見を撤回してもいいぐらい。少年と謎の生物との邂逅は往年の怪獣映画を思わせた。特に思い起こさせたのは『ガメラ』かな。子供の頃の夏休みに再放送(?)してた昭和版ね。ギャオスとかバルゴンとかギロンとかジグラとか懐かしいなぁ。♪強いぞガメラ♪みたいな歌もあったよね。まぁ人物描写に関しては、陳腐なガメラと『空の中』は比べるべくも無いですが。あと未確認生物とのファーストコンタクトのシーンには震えた。「特別書き下ろし」はSF的には蛇足だった、とか言って不覚にも泣いてしまったんだけど。。。
★★★★☆