
- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/07/01
- メディア: 文庫
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してイーガンの感想。『しあわせの理由』再読。表題作「しあわせの理由」しか記憶に無かったんだけど、これ傑作揃いの短篇集だったと改めて気づかされた。それに比べて『祈りの海』って傑作は無かったと思うんだけど。「ぼくになることを」ぐらいしか覚えてないし。表題作「祈りの海」もエッチして、ちん○がもげるシーンしか覚えてない体たらく。。。以下『しあわせの理由』の気になったのだけ感想。「適切な愛」男目線から言わせてもらうと、胎児も脳味噌も異物に変わりないじゃん。というわけにはいかないんだろうな、女の人は。「闇の中へ」闇が人生の隠喩と明記されてるのに前読んだ時は読み込めてなかった。「道徳的ウイルス学者」風俗嬢に論破される学者に笑いつつ、宗教に対する皮肉がきいてて「しあわせの理由」に次いで好き。「チェルノブイリの聖母」原発事故で放射能を浴びたのに生き残る話と思ってたら全く違う話だった。そんな本なかったっけ?「ボーダー・ガード」量子サッカーは何度読んでも脳内イメージできない。
★★★★★