くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

三田村信行『ぼくが恐竜だったころ』

小学生の頃に初めて読んだ長編小説。自分のSF原体験かな。小学生のとき以来で読んだけど、児童書なのに凄く面白かった。正直ソウヤーの『さよならダイノサウルス』より良かった。SF考証の部分では『ダイノサウルス』に比べたら格段に荒唐無稽で子供騙し*1ではあるけど何かひきつけられるものがある。
ヒロインがまたなんともいえなく魅力的。恐竜で感情移入なんか出来るはずがないのに、何故か可愛い。2人で逃走する場面なんか心打たれるし。
各所で噂のラストはなんかショートショートみたいな終わり方という感想以外、特になかった。
評価は本当は星四つだけど思い出補正ありで。
評価:★★★★★

*1:『ダイノサウルス』も大概だったが。。。