小川一水『第六大陸2』

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

月面結婚式場建設SFの完結編。
国際法の壁・事故・マスコミ・NASAの妨害など様々な障壁の数々にはもう駄目かと思ったけど、一生懸命打開策を考える。結局みんないい人で良かったよ。中国人飛行士の再登場も良かったよ。
最後の異星人の施設は…無くても良かったかも。。。いや、あとがきで「天と地のすべてを手のひらの上で展開するような話を書きたい」と書いてあるので、深海〜月・月〜大宇宙っていう流れでよかったんだ!!月といえば、真紅の宇宙服の五万年前の遺体が出てくるのかと思ったよ。。。
いま知ったけど、この『第六大陸』で星雲賞受賞してるのね。