くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

ツタヤでオータム

最寄りのツタヤにて。

ハインライン『明日をこえて』!発売時にはどこでも見かけなかったのに、欲しかった本の隣にしれっと並んでたので、ついでに買ってしまった!ハインラインの今まで未訳だった幻の長編がなぜか今ごろ発売したもの!
ハッチンソン『ヨーロッパ・イン・オータム』!新刊帯付きがまだあったので!『SFが読みたい!』にランクインしてたので慌ててgetしにいった!欧州の各国が分裂して混沌とした中で、料理人兼スパイが活躍する話らしい!
ピンスカー『いずれすべては海の中に』!こちらも『SFが読みたい!』でランクインしてたので、新刊帯付きを!幻想と奇想の短編集らしい!評価高そうで、楽しみだ!

ネトフで大久保町

ネットオフにて。

大久保町三部作!明石市の大久保町が、ガンマンの街だったり、ナチスに占領されてたり、王女がお忍びできてたり、色々ぶっとんだ設定の街になってる話らしい!?大久保町ってそんなにハードな街だったんだ!
舞城王太郎ディスコ探偵水曜日』上巻中巻!『SFが読みたい!』の2008年版でトップ10に入ってたのに、当時買いそびれてたやつ。知らぬ間に新刊なくなってプレミア価格がついてるし。下巻だけなかったので、また探さねば!

オフで放浪

熊取町ブックオフにて。

ライバー『放浪惑星』!この表紙のやつが欲しかったのだ!さすが表紙に「H賞受賞作!」って書いてるだけあって、えちちだ!(内容はしっかりSF、のはず)
伊藤計劃円城塔屍者の帝国』!映画を見たからもういいかなと思ってたけど、やっぱり読んだほうがいいと思って。
岡嶋二人『99%の誘拐』!ユーチューブで本読みさんが推してらしたので!どんなすごいミステリなんだ!?
町井登志夫諸葛孔明卑弥呼』!小松左京賞受賞作家による、ぶっとんだ歴史物。こんなレア本がまさかgetできるとは!

ジグソーでイヴ~ネトフでカリスト

ジグソーハウスにて。

ネットオフにて。

シリル・M・コーンブルース『クリスマス・イヴ』!米国が中ソに占領される話!銀背の存在を知った大学生の頃から、ずっと欲しかったやつ!今ではKindleや扶桑社オンデマンド印刷でもgetできるけど、やっぱり思い入れのある銀背がいい!
サラ・ピンスカー『新しい時代への歌』!買い逃してたの、帯付きを見つけたので、同梱してもらった!ジグソーハウスさんは、いつもカバーとか丁寧で本当に助かります!!
秋山完先生の作品!ソノラマ文庫はいいね!リアルタイムでは見たことなかったけど、いい作品が多い!『吹け、南の風』の3巻だけなかったので、また探さねば!
三島浩司『ダイナミック・フィギュア』!香川を舞台にしたロボットもの!上巻は持ってたけど、下巻やっとゲッター!やっぱりロボットはロマンよね!
アシモフカリストの脅威』!《アシモフ初期作品集》は2巻『ガニメデのクリスマス』だけ持ってる。あとは3巻を探さねば!

森川智喜『死者と言葉を交わすなかれ』

あらすじ
不狼煙さくらは探偵・彗山小竹との浮気調査中に、調査対象の死に遭遇。一見病死だが、しかけた盗聴器からは“死者との会話”が流れ出してきた!?これは自然死か、死者の呪いなのか…。旧知の警察官に興信所廃業の脅しをかけられるなか、真相を追う二人は予想だにしない悪意に出遭う―。デビュー二作目にして本格ミステリ大賞を受賞した天才に、あなたは絶対に騙される。

やられたー!まさかこんな終わり方とは!?探偵が浮気調査。車に盗聴器を仕掛ける。しかし対象者は車内で心臓マヒで亡くなる。盗聴器を聞いてみると、死者と会話してる様子が。死者に引かれてしまったのか?この事件もなかなか面白い真相だったけど、さらに仕掛けが!なかなか胸くそ悪い!仲がいいと思ったら、まさかこんなサイコな!やられた!これには京大生も気づくまい!?タイトルと帯の惹句も読了後に改めて見るとゾッとする。昔のフェイクドキュメンタリー「放送禁止」のような演出も上手い。やっぱり森川智喜先生はやってくれるね!

オフでとんかつ

羽倉崎のブックオフにて。

蘇部健一六枚のとんかつ』!フォロワーさんが話題にしてはったので!なんでも途中で投げたくなるミステリらしい。どんな脱力させてくれるのか、楽しみだ!
葉月文『Hello,Hello and Hello〜piece of mind〜』!『Hello,Hello and Hello』の続編。Vチューバーさんがオススメしてらしたので!
柾木政宗『朝比奈うさぎは報恋相で推理する』!買ったのはいいけれど、これ2巻だったのね?1巻も探さなきゃ!前から気になってた作家さん。『NO推理、NO探偵?』も早く文庫化してほしいんだけどな〜。ノベルス版で買うか?
光瀬龍『たそがれに還る』!古い角川文庫版で読んだことあるけど、ハルキ文庫版で欲しかったのだ!そういえばハヤカワ文庫版も最近復刊してたような?ハルキ文庫版かなりアマゾン中古で高騰してるけど、100円getできた!ラッキー!
芦花公園『異端の祝祭』!前から気になってた本。図書館にも入ってたけど、ゆっくり読みたいので買ってみることに!怖いのかな〜?今さらビビってきた!

ネトフでベローナ

ネットオフにて。

ドロシー・L・セイヤーズ『不自然な死』『ベローナ・クラブの不愉快な事件』!《ピーター卿》シリーズ、13冊中の8冊が集まった!そろそろ1巻から読みはじめなければ!

ネトフで屋根の下

ネットオフにて。

北原尚彦『ジョン、全裸連盟へ行く: John & Sherlock Casebook 1』!どうでもいいけど価格が「221」円だった!ちょうどぴったり!
森川智喜『一つ屋根の下の探偵たち』!前にツイッターで斜線堂有紀先生が好評してらしたので!

米澤穂信『栞と嘘の季節』

ベストセラー『本と鍵の季節』(図書委員シリーズ)待望の続編!!
直木賞受賞第一作

猛毒の栞をめぐる、幾重もの噓。

高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。
ある放課後、図書室の返却本の中に押し花の栞が挟まっているのに気づく。
小さくかわいらしいその花は――猛毒のトリカブトだった。
持ち主を捜す中で、ふたりは校舎裏でトリカブトが栽培されているのを発見する。
そして、ついに男性教師が中毒で救急搬送されてしまった。
誰が教師を殺そうとしたのか。次は誰が狙われるのか……。
「その栞は自分のものだ」と噓をついて近づいてきた同学年の女子・瀬野とともに、ふたりは真相を追う。
直木賞受賞第一作は、著者の原点とも言える青春ミステリ長編!

『本と鍵の季節』の続編。今回は連作短編ではなく長編。
図書室で、トリカブトラミネートされた栞を発見する。そして校内で起こる毒殺未遂。やがて校内は猜疑の嵐で吹き荒れる。
本当に面白かった。家庭や高校という学生の狭い領域での閉塞感。それを乗り越えるための「お守り」。その気持ちは分かる。堀川と松倉という独特の関係性のコンビの会話も小気味いい。この空気感はこの図書委員シリーズでしかない!好きなシリーズ!

ネトフで辻馬車

ネットオフにて。

自分へのお年玉として10冊購入!
セイヤーズ『毒を食らわば』『ナイン・テイラーズ』!これで《ピーター卿》シリーズ、これで半分くらい揃ったかな!
ティドハー『黒き微睡みの囚人』!失脚したヒトラーがロンドンで落ちぶれた私立探偵をしている話。そしてアウシュヴィッツも。これでティドハーの本は全部そろえたぞ!もちろん、はるこんSFもね!やったー!
モフィット『星々の聖典』『星々の教主』!人類が銀河へ進出する話だけど、その人類のメインはイスラム教というシリーズ。イスラム教のSFとは珍しいね!
北原尚彦『銀星号発進せよ!』『死美人辻馬車』!銀星号は《スペース・プリンセス・ヒカリ》シリーズ。銀星号とはホームズ?と見せかけて、スペオペらしい。北原先生、スペオペも書いてたんだ?!辻馬車は、奇想コレクションが初出のヴィクトリア時代短編かな。どちらも楽しみだ!
法月綸太郎『ふたたび赤い悪夢』!名探偵法月綸太郎のシリーズの初期四部作で持ってなかったやつ!法月先生の作品もこれからとんどん読んでいかなければ!