くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

林譲治『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…(上)』

あらすじ
宇宙世紀0079。ジオン公国と地球連邦との戦い「一年戦争」のなかで、ジオン公国は地球への「コロニー落とし」を敢行。その結果、オーストラリア大陸は、3分の1が壊滅した。開戦後11ヶ月、この大陸でもジオン軍に対する連邦側の大規模な反攻作戦が展開。各部隊の華々しい活躍の裏で、連邦側の数々の危機を救い、兵士たちの脳裏に残る戦いを繰り広げた特殊遊撃部隊が存在した…。DC版3Dシューティングソフトの小説版、遂に登場。

一年戦争の緒戦・一週間戦争におけるジオン公国によるコロニー落としブリティッシュ作戦」によって、シドニー消滅など多大な被害を受けたオーストラリアを舞台にした一年戦争戦記物。
原典は同題で通称『コロ落ち』で親しまれたドリキャスのゲーム。なついwww湯川専務www
一年戦争終盤、ジオン勢力下のオーストラリア大陸連邦軍が奪還していくという大筋を元に、特殊遊撃MS小隊「ホワイト・ディンゴ」にクローズアップしていくストーリイ。SF作家&架空戦記林譲治の筆だけあって、MS戦より戦記物の手触りで面白い!大まかだけでストーリイの細部は知らないので、謎が謎を呼ぶジオンの秘密兵器など今後の展開も楽しみ。下巻へ急ぎます!
追記:弟が亡くなって8月でちょうど半年ということで、弟の本棚から。ガンダムが充実した本棚だから、これからも読み継いでいくつもり。
★★★★☆