くじら座タウ星府立大学SF研究会

主に読書(SF中心)について書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。

林譲治『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で…(下)』

あらすじ
地球の生態系を破壊し、人類を滅亡へと導きかねない生物環境兵器「アスタロス」を携え、キシリア・ザビ直属の特殊部隊マッチモニードがオーストラリアに上陸。連邦側のMS小隊「ホワイト・ディンゴ」は「アスタロス」奪取のためさっそく行動を開始した。しかし小隊隊長のレイヤーは特殊部隊の行動の真の目的に気づき、その事実に愕然とする。マッチモニードが求める物の正体とは!?DC用ソフトの小説版、ついにクライマックスへ。

一年戦争終盤、ジオン軍からオーストラリアの勢力図を奪回していく連邦軍。特殊遊撃MS小隊「ホワイト・ディンゴ」は各地を転戦しつつジオンを抑えると同時に、キャリフォルニアベースから来た地球の生態系を破壊する生物兵器「アスタロス」を有し独自行動をとるキシリア・ザビ直属の非道の特殊部隊「マッチモニード」の動向も追う。ホワイト・ディンゴ小隊長として隊員との関係を自問する主人公マスター・P・レイヤーの心情や、ライバルの「荒野の迅雷」ヴィッシュ・ドナヒューとの激闘、ジオンの秘蔵の試作モビルアーマー「ライノサラス」のギミック、トリントン基地に隠匿されている核兵器を巡る陰謀、など読み応え充分。MS戦闘から戦術戦略まで、短いラノベ上下巻の中に凝縮され読み応え充分の大満足!なんといっても、グフからゲルググに乗り換えた「荒野の迅雷」ビッシュ・ドナヒューの最後の戦いぶりにも感涙!ホワイト・ディンゴ仕様のジム・スナイパーカスタム2もカッコイイ!!熱い!!
★★★★☆