- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/29
- メディア: 文庫
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あらすじ
久々の王都で、案件を形にするため大忙しの紅秀麗。飛び交う縁談もそっちのけでガンバル彼女を、王様・紫劉輝も、縁談相手のアノ人もフクザツだけど応援中!しかしそんなとき届いた手紙で、秀麗は茶州で奇病が流行っていることを知る。他にも衝撃の事実を知り、いてもたってもいられない秀麗だけど…。恋をしているヒマもない!?風雲急を告げまくる、超人気・極彩色ファンタジー第7弾。
なんか本屋に行ったら、新刊棚に『彩雲国』の最新刊を見つけたんだけど、その帯にでっかく「完結」と書かれているではないか。ということで図書館で久久に続きを借りてきた。久久すぎて、若干内容忘れてたけど(笑)読んでるうちに思い出した。秀麗と絳攸の縁談話が持ち上がったところで終わったんだった。さて内容。1巻から今までの「官吏になって市井の人々を救いたい」という想いの伏線が、御前会議での秀麗の「病気で苦しむ人たちを官吏が救わなくてどうする」という大立ち回りに凝縮されていた。秀麗の熱い想いが素晴らしい。でも必死で無理している感もあるのが見ていて苦しくもある。
★★★★☆