
- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/07/01
- メディア: 文庫
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して『彩雲国』3巻の話。秀麗がついに初の女性官吏になりました。しかし男社会の厳しい洗礼が。。。男社会に女性が進出するのはかくも厳しいものなのか。俺個人的には、優秀な人なら男女なんて関係ないと思うけどね。ただ少子化に対処したいのなら「女は結婚して家に居るべきだ」って風潮を無理にでも押し通すべき。でも大体少子化でもいいじゃん。人口8000から1億くらいでこじんまりと適度に暮らしていく日本で(ただし年金問題は少子化で完全にアウツ、対処法は知らん)。仕事でバリバリ生きたい人は仕事、主婦なら主婦で選択できるのがいいんじゃないかと。いつの間にやら彩雲国から日本の話に脱線してしまったけど、話を戻して。。。ラストの劉輝の葛藤のシーンが特に良かった。秀麗に近くに居て欲しいけど送り出さないといけない、という葛藤。劉輝は、この巻で急に名君モードになりすぎなんじゃないか???そして犯人の正体については、文中では序盤から「小者のこいつに決まってる」みたいに書かれてたけど、全然意外性があって驚いたんですけど。適度に伏線が効いてて楽しかった。あと絳攸の名前やら影月の性格やらについても書きたかったけど長くなったので今日はこの辺で。
★★★★☆