2010-12-17 笹本祐一『カーニバル・ナイト』 小説 感想 カーニバル・ナイト―妖精作戦 Part3 (ソノラマ文庫 (702))作者: 笹本祐一,御米椎出版社/メーカー: 朝日ソノラマ発売日: 1994/11メディア: 文庫 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見る有川浩『レインツリーの国』で主人公たちが語り合っていた作中作『フェアリーゲーム』の元ネタ。小川一水が学生時代に「こんなラストありえない、なら俺が作家になってやる」と作家になる契機となった作品。秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏』のオマージュ元。等々色々な作家に影響を与えた《妖精作戦》四部作の第三巻。ついにSCFがノブを奪うために総攻撃。国立市の学校1つを落とす為に、戦車やら戦闘機やらの猛攻でもう滅茶苦茶。この破天荒さが魅力的だ。ラストでは遂にあんなことになって最終巻でどうなるのだろうか。(余談だが、このシリーズって『フルメタ』に似てるね) ★★★★☆