自転車ロードレースという競技について全く知らなかったけど、ただのレースではなく駆け引きやチームプレイなど特殊であり興味深い。そしてその特殊性を初心者にも分かりやすく、でもストーリイを壊すことなく書かれているのが素晴らしい。そしてラストに、プロのスポーツ選手の矜持や覚悟を見せ付けられ感動。体に電気が走るような衝撃も同時に覚えた。この薄さ(そして安さ)の中に濃密なドラマが詰まっていて本当に素晴らしい作品!!!しかし俺の個人的本題はここでは無い。何故作者はこうまでも執拗に
NTRを入れるのか??まず高校時代の回想シーン、国体の
陸上競技で「お前のために走るよ」と言ったのに、競技場には彼女現れず、後日
NTR発覚…。そしてラスト、幼なじみが自分を落としいれようとした奴と結婚…。他にも途中「お前は彼女の初めての男で、彼女に心の傷まで」云々といった台詞も…。いくら俺がマゾヒスティックな気質があるかもしれないからといって、予備知識無くいきなりこんな気持ちにされて、この気持ちは何処にぶつければよいのか!?
★★★★★