- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 日本図書センター
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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して太宰の話。「人間失格」はどう解釈すればよいのか難しかった。特に共感する事も無かった。《文学少女》を読解のヒントにしようと思ったんだけど、どんな話か忘れちゃった、てへぺろ(話はそれるけどこの「てへぺろ」って言葉は昨日偶々はてなキーワードで見つけたんだけど中々使い勝手良いね)。どの話にも言えるんだけど、人間嫌いの癖に女と酒に流されすぎだと思った。しかし意外な拾い物として、「グッド・バイ」は大いに可笑しかった。田島がキヌ子のことを「ゲス」扱いなのが特に可笑しかった。「おそれいりまめ」とか駄洒落を言う子、可愛いと思うけど、この時代はゲス扱いか。それとも俺の分からないゲスな隠喩が隠されてるのか??未完なのがこれほど惜しいと思ったことは無い。それにしても青空文庫でも読めるものを1800円って高すぎだろ、この本、って俺は図書館で借りたんだけど。。。
- 人間失格
- 桜桃
- 父
- 母
- グッド・バイ
★★★☆☆