くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

石川英輔『ポンコツタイムマシン騒動記』

果たして時間SFに必要なものは何だろうか?やっぱり猫かな。『夏への扉』とか、えーあと他に思いつかないわ。いやいや俺が時間SFに必要だ思うのは、天真爛漫な女の子だと思う!!!例えば『時かけ』(アニメ版)。例え、棒だとしても誰も咎めないだろう天真爛漫さは皆が認めるところだろう。他の作品では『タイムリープ』とか『サマー/タイム/トラベラー』とか、『夏への扉』のリッキイはどんな女の子だったか忘れたけどまぁ天真爛漫だったに違いない。。。そして個人的に是非とも挙げたいのは『鳥類学者のファンタジア』!!フォギー最高に可愛…もとい天真爛漫な女性だった。
して本書。タイムマシンを発明したジイサンの娘であるトキ子さんが自由奔放で最高にキュート(ただし30代出戻り)。主人公の中学生サブちゃんに「小母さん」呼ばわりされてても平気な所も何故かGOOD!!
時間SFの部分については、ハッキリ言って駄目。子供向けだからヌルくてもよいのかもしれないが、ラストが御都合主義過ぎる。BTTFのPart1だったかで、ダメ父親がハンサム父親に変わった時空に最後留まっちゃうのを思い出した。
★★★☆☆