5月の読書メーター
読んだ本の数：8冊
読んだページ数：2848ページ猫の尻尾も借りてきて (ソノラマ文庫 (239))
広瀬正の『マイナスゼロ』、高畑京一郎の『タイムリープ』、ハインライン『輪廻の蛇』、同じくハインライン『時の門』。時間を行ったり来たりでのタイムパラドックスに対してロジックを積み重ねる時間SF数あれど、本書に勝るものは無いと断言しよう!!!構えて読み始めたのに、最後を読んでるとき謎が解けた爽快感で笑いが(ニヤケ顔が)止まらなかった!!!素晴らしいとしか言いようが無い!!!
読了日：05月28日 著者：久米 康之涼宮ハルヒの消失 (角川スニーカー文庫)
待望の「笹の葉」アニメ化記念で再読。もう消失長門の映像化が今から楽しみで仕方ない。
読了日：05月27日 著者：谷川 流,いとう のいぢ犬は勘定に入れません 下―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (3) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-7)
何で神(時空連続体)が人間の歴史的事件と些事とを区別するんだとツッコミ入れたくなったけど、まぁ楽しかったから良いか。この時間理論あってこそのBTTF的時間SFの楽しさだし。SF部分の楽しさは置いといて、ラブコメ部分…というか、ヴェリティかあいすぎ!!!
読了日：05月25日 著者：コニー・ウィリス犬は勘定に入れません 上―あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎 (1) (ハヤカワ文庫 SF ウ 12-6)
長さを忘れるほどドタバタが楽しいけど、長い。
読了日：05月19日 著者：コニー・ウィリス妙なる技の乙女たち
もっとSFを期待していたけど味付け程度。それぞれ良い話なんだけど何か予定調和っぽい。本書と関係ない話だけど、最近ニコニコ動画に小川一水が出てた事の方が面白かった。
読了日：05月11日 著者：小川 一水クレイジーカンガルーの夏 (GA文庫)
輝かしき夏の日の青春の思い出みたいなのを期待してたのに、まさかこんなムラ社会の縮図みたいな話を見せられるとは。田舎の親戚の家に行ったらよく聞くような。
読了日：05月07日 著者：誼 阿古
ティプトリー作品は数冊しか読んでないけど、なんか小難しくて結局頭に残ってるのって「たったひとつの冴えたやりかた」だけだった。しかし本書で見識を改めた。殊に「ビームしておくれ、ふるさとへ」。これは記憶に残る名品だと思う。
読了日：05月06日 著者：ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9)
一年戦争の時からジオンは日本軍がモチーフにされてる部分があると感じてたけど、ここまでやるか福井晴敏。懸賞論文とか専守防衛のジオン共和国軍とか。あとフル・フロンタルのサイド共栄圏構想はクロスボーン・バンガードとザンスカール帝国の存在を完全否定だろ。次巻完結(?)でさて誰が死んで誰が生き残るやら。楽しみ。
読了日：05月02日 著者：福井 晴敏,矢立 肇,富野 由悠季
読書メーター
ベストは久米康之『猫の尻尾も借りてきて』。いろんな人の感想見てたら「こんな良い作品書いた久米康之は今なにしてるのか」っていう意見が多数あったけど、御本人ブログらしきもの発見。アニメ見たりゲームしたりで楽しそう。是非新作書いてほしいです!!
