くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

福井晴敏『機動戦士ガンダムユニコーン6 重力の井戸の底で』

「重力井戸」って言葉考えたのって一体誰なのかな?科学者?SF作家?翻訳家?いい言葉だね。
舞台は地球へ。ってかバナージ君、連邦とネオ・ジオンの間をフラフラし過ぎ。
福井節というか細々とした描写廃してさっさと話し進めろよ、と思いつつもやっぱり細やかな世界観の設定&描写が楽しい。プル、量産型キュベレイオーガスタのニュータイプ研究所、グローブの悲劇、地球連邦政府首都ダカール、ドバイの末裔、ブライトさんetc
今巻のメインである《シャンブロ》は、ただの水中用MAと思いきや、サイコミュ搭載型ビグザムもどきって、福井晴敏はっちゃけ過ぎだろう。レフレクター・ビットってカッコイイよね、とかそんな事はどうでもよくって、サイコミュ操作してるムスリム少女って地球生まれ地球育ちだろ?ニュータイプにしかサイコミュ扱えないんじゃなかったか?ニュータイプは宇宙に進出した人類の革新と言う事は、アースノイドムスリム少女が何で扱えるんだ?甚だ疑問。
ところで、この表紙の人は誰、連邦の制服着てるけど?リディにしては悪そうな顔してるし。三連星の人?*1
そして良い所で終わりやがって!!謎のMS!!!
評価:★★★★☆

*1:「俺を踏み台に」には笑ったw