くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

エドモンド・ハミルトン『挑戦!嵐の海底都市』

あらすじ
水星、火星、土星と、宇宙旅行の鍵をにぎる貴重なグラヴィウムを産出する鉱山が、つぎつぎに破壊されていった。この太陽系の一大危機に、月面のキャプテン・フューチャーに向けてただちに出動要請の緊急信号がおくられた。しかし時すでに遅し!《破壊王》と名乗る謎の人物により、キャプテンはいずこかへ拉致されてたのだ!オットーらフューチャーメン3人は愛機コメットにうち乗って、必死の捜索を開始したが……

キャプテン・フューチャー》シリーズ全作の舞台が今年2015年ということで、なんとしても一作は読んでおきたかった!ということで『挑戦!嵐の海底都市』のハヤカワ版を手にとる。創元版も持ってるけどねw
太陽系の惑星間通商に絶対必要な「重力等化機(グラヴィテーション・イコライザー)」。各惑星の重力を中和させて、出身惑星と同じ状態で活動するための機械。その重力等化機の原材料であるグラヴィウム鉱石。その鉱山が次々と《破壊王(レッカー)》を名乗る怪人に破壊される。太陽系で唯一残された鉱山を巡る攻防が、海王星の嵐の海底都市で巻き起こる!相変わらず楽しい冒険なんだけど、今回はちょっと敵も味方も凡ミスが多すぎと感じた。キャプテンはすぐ捕縛されるし、破壊王もキャプテンを倒すチャンスにもたついたり。でも破壊王の正体を巡るフーダニットは中々だし。脳の中身を入れ替える機械というガジェットも面白い。キャプテンが敵と入れ替わった時は、手に汗握ったし。しかしなによりは、いつも言うことだが野田大元帥の語り口がサイコーなんだー!!
★★★☆☆