ブンデスの星、ふたたび (ホペイロ坂上の事件簿 J1篇 ) (創元推理文庫)
- 作者: 井上尚登
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2011/11/12
- メディア: 文庫
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あらすじ
“絶対に負けられない戦い”を経てついに掴んだJ1昇格。とはいえ、相変わらず、妙な事件はスパイク保管室に持ちこまれる。“アウェイの洗礼”にはじまる不可解な事件、元ブンデスリーガーが抱える悩み、スタジアムツアーで起こった大騒動など、ホペイロ坂上は今日もスパイク片手に謎を解く!ビッグカイト相模原の愉快な面々の活躍を描く、ほのぼのフットボールミステリ、J1篇。
Jリーグ日常の謎ミステリ第三弾にして最終巻。ついにJ1に昇格したのに、いつものほのぼの感は変わっていないのが可笑しい。ミステリ要素は相変わらず低めだけど、読者もそこをあまり気にしないだろうからOK。ラストは綺麗に収まったが、まだまだこのキャラクタたちに別れを告げたくない。まだまだ続きが見たい。愛すべきサッカー小説。
★★★★☆