2010-09-28 梶尾真治『かりそめエマノン』 小説 感想 かりそめエマノン (徳間デュアル文庫)作者: 梶尾真治,鶴田謙二出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2001/10/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 40回この商品を含むブログ (27件) を見る◆初秋のSF乱読まつり開催中◆三冊目。徳間デュアル文庫の中篇書き下ろしシリーズ《デュアル・ノヴェラ》初めて読んだけど、この分量は中々よい。《エマノン》シリーズは短篇が基本だけど、ノヴェラは程よいボリュウムで、主人公の出生の秘密から一生涯や主人公とエマノンの関係性がよく書き込まれ、一気に読めた。その分、エマノンの出番が少ないのが不満だが、それはこのシリーズでままあることなので仕方ないか。 ★★★☆☆