あっ本当だ、表紙を擦ったら竹林の香りがする、とかいった妄言はどうでもいいとして、登見彦氏の妄想エッセイ『美女と竹林』である。エッセイと言うか、何だこれ?これが京都
マジックリアリズムというものか。しかしながら登見彦氏阿呆過ぎる、面白すぎる。連載後半に怒涛の様に出てくる「
MBC(モリミ・バンブー・カンパニー)」「マッスル・トミー」「ツール・ド・琵琶湖」「とみひこ地蔵」とか、どんな発想(妄想?)してんだよ。でも良く考えたら、ただ妄想を書き連ねているようでいて中盤までの綿密なネタフリあってこそで、しっかり計算されてるんだよね。これだけ才能あるなら、本職
*1も竹林経営もいらないだろう。
評価:
★★★★★