- 作者: 上田早夕里
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2011/12/15
- メディア: 文庫
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あらすじ
神戸にあるフランス菓子店“ロワゾ・ドール”に、西富百貨店の武藤という男性が訪れた。西宮ガーデンズで行う「お菓子のフェスティバル」に参加して欲しいという。中堅パティシエの夏織は、その新作づくりに抜擢され日々奮闘していた。そんな折、密かに想いをよせていた先輩パティシエの恭也が、東京からひょっこり帰ってきて…。「ラ・パティスリー」の五年後を描いた、とびっきり美味しくて幸福なパティシエ小説、文庫オリジナルで登場。
『ラパティスリー』の五年後の世界ということで、今回もお菓子の濃密な描写を楽しみました!!リキュールなんかを使った大人なお菓子もたまには食してみたくなります。ただ、主人公になぜ武藤を据えたのか?『パティスリー』の夏織で良かったのでは?過去の食中毒でお菓子嫌いになったって、食中毒とか甘えでしょ。むかし自分も牡蠣にあたったけど未だに牡蠣大好きだし。とりあえず、甘い時間を堪能できてお菓子好きの自分は大満足のシリーズ。
★★★☆☆