少し前に極々一部で話題になった、
森見登美彦新刊『ペンギンハイウェイ』
剽窃疑惑に自らの手で白黒
ジャッジメントするために
積読本棚から引っ張り出してきた。確かに「小学五年生(『ハイウェイ』は四年生)のグループ」「川についての自由研究」「お姉さんに対するほのかな好意」そして「ペンギン」とガジェットは被ってる気がするけど、テーマが全然違う。『ハイウェイ』は
未知との遭遇的なSFがテーマだったが、こちらは少年が街の川に迷い込んだペンギンを密かに観察したり保護したりと地に足の着いた少年の冒険がテーマだ。よって偶然の産物、白だと思う。で、本書自体の感想は。。。少年のひと夏の冒険もので、是非とも本当の子供達に読んでもらいたい。が如何せん長いのはどうにかならなかったのか。あと
ハヤカワ文庫JAなのにSFじゃない本でも良いのかと驚いた。
★★★☆☆