2009-09-24 スタニスワフ・レム『泰平ヨンの航星日記』 小説 感想 泰平ヨンの航星日記〔改訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF レ 1-11)作者: スタニスワフ・レム,John Harris,深見弾,大野典宏出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2009/09/05メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (43件) を見るSFの様々な要素が大量に盛り込まれていて楽しかった。時間SF好きとしては「20回」が特に面白かった。ドタバタ続きかと思ったら「21回」の宗教の話はへビィで難解だった。宗教の矛盾を突いた「22回」も痛快だった。ところで「泰平ヨン」って訳はどうしてこうなった?2chレムスレを覗いた所「Tichy Ijon→チヒーイヨン→タイヘーヨン」説と「Tichyはポーランド語で泰平」説があるんだけど、ポーランド語翻訳どこですればよいのか分からないから真偽不明。あと表紙が格好良いんだけど、文章を読めば読むほどヨンの宇宙船はもっとこじんまりとしてるようなイメージなんだけど。。。 ★★★★☆