くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

パオロ・バチガルピ『ねじまき少女(上)』

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)

ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)

あらすじ
石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。ヒューゴー賞ネビュラ賞ローカス賞など主要SF賞を総なめにした鮮烈作。

これがダブルクラウンなのか?確かに綿密に濃厚な世界観を作り上げているのは素晴らしいけど。それだけな気がする。タイの大洪水を予見したのは吃驚したけどね。ま、上巻だけでは何とも言えないので、感想は下巻を読んでから。