くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

入院日記・激闘篇

本日、退院しました!!箇条書きで入院生活をまとめておきます。
10月末から11月2日にかけて、左の肋骨の下のあたりが腫れているような感じがして、少ししくしくと痛む。大腸にガスでも溜まっているのかと思って町のかかりつけ診療所へ。「ガスではない。これはおかしい」と市の中央病院へ紹介状。市の中央病院にいくと「5日後にCTで検査しよう」とそのまま帰される。
2日の夜9時半、風呂あがり。急に上記の腹部に激烈な痛み。立っていられない。冷や汗が吹き出て、意識が遠のきかける。119番通報。市の中央病院へ。その場で、レントゲン&CT撮影。撮影中は痛み止めも駄目とのことで、激痛のまま。撮影の結果「腎臓が巨大化しているので摘出しないといけないかもしれない」とのこと(当直医が外科の先生だったらしく、後日腎臓の専門医である泌尿器科の先生に診てもらったら「摘出」しなくてもよいことが判明)。そのまま外科病棟に緊急入院。
3日、文化の日、祝日。腎臓の病気とのことで、外科病棟から泌尿器科病棟へベッド移動。しかし祝日ということで、先生がいない。痛み止めだけを飲まされてベッドの上で放置。横になると激痛が走るので、夜寝るときもベッドのリクライニングを上げたまま眠りにつく。
4日。やっと平日ということで緊急手術。腎臓から膀胱をつなぐ尿管が生まれつき細かったらしく、何かの拍子で流れが悪くなり、腎臓に水が3キロも溜まったことが原因らしい(病名:水腎症)。手術は、腎臓に溜まった水が流れるように尿管に太い管を入れるという手術。腹は切らずに尿道から挿入した模様。
手術はまず、麻酔(下半身だけの部分麻酔)から。背中を丸めて脊椎の間に麻酔の注射。しかし麻酔科医が何度も失敗。右足の神経にさわってビンと電気が走ったり、もう散々。冷や汗が止まらなかった。
麻酔成功の後は、なんか分娩台みたいなところに乗せられて、意識はあるもののカーテンで向こう側が隠されたまま、施術。そのまま何も考えないようにじっと耐えて50分、無事手術終了。
あとは経過を見るために長い入院生活。高熱が出たりしながらも、安定してきて今日の退院に至る。
入院生活で一番嫌だったのは、ジョニーに差し込まれた尿道の管。手術から帰ってきたら、知らぬ間に差し込まれてた。オシッコが力まなくてもちょろちょろ流れ出てベッドサイドの袋に溜まるので、麻酔後の体には絶対なのはわかるけど。何が嫌って、ジョニーの先から菌が入らないように一日一回消毒してガーゼを巻くのが。一回、滅茶苦茶タイプの看護婦さん(30代中盤くらいのおねいさん)が来て、ジョニーの鉄壁の守りを剥かれて、そこにまとわりついているフェザーを綺麗にされて、消毒後ガーゼを巻かれたときは、羞恥プレイ過ぎて死ぬかと思った(笑。
ジョニーの管を抜くのは、痛いと聞いていたし、隣のベッドのオッサンが抜くとき悲鳴を上げてたので、びびったけど、ちょっと気持ち悪いくらいでそれほどでもなかった。でも、「尿道●ナニー」って聞いたことあるけど、あれ常軌を逸してると思った。俺は尿道から管が出てるのでさえ直視できなかったもん。
泌尿器科は基本的に小便の出にくくなったジイサンの入院がほとんどだけど、俺と同じ4人部屋に一人だけ若い人がおった。20代の入院患者は俺とその人の二人だけ。その人は何でも、バイク便のバイトで事故ったらしい。それで転倒時にバイクのハンドルで金玉を強打。で、金玉自体がぱっくりと割れたらしい。で、緊急手術で金玉自体を縫い合わせたらしい。その話を聞いて、自分の病気に金玉はまったく関係ないのに、金玉が縮み上がった。
看護婦さんは基本的に30代後半以上と見受けられる人ばっかりだったけど、ひとりだけ童顔の可愛らしい人がおった。その人が体温と血圧を計りに来たとき、俺と上記の金玉の人の血圧がなぜか急上昇してて笑った。その看護婦さんは「あれ今日は血圧計の調子が悪いな」と真面目に言ってたけどw
今後については、来月に特殊な検査に別の大きな病院に行かなければならない。放射性物質を注射して左右の腎臓の働きを調べるとか何とか。それと入院中にした検査をあわせて、年の瀬ぎりぎりに主治医からの説明会。場合によっては摘出か、はたまた尿管拡張手術か。それ以前に、今入っている尿管の管を抜くために再度入院する必要もあるらしい。すべてが終わるのは、来年3月くらいか。
とりあえず、死ぬかと思ったwww生きててよかった!!!