くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

興福寺阿修羅像と正倉院展

念願の阿修羅像を見てきました!!!そして正倉院展も。やっぱり正倉院展は平日に行くのが正解。平日でもあんなに行列なのに、休日だったらどんなに酷かっただろう。
まずは興福寺。「寄せてはかえし 寄せてはかえし」「かえしては寄せる数千億日の昼と夜。その間も波はたゆみなく鳴りつづけ、さわぎつづけてきたのだった」ですよ。光瀬龍先生の『百億の昼と千億の夜』です。あれに影響されて是非とも見たかった。遂に阿修羅と対面。阿修羅は本来荒ぶる戦いの神のはずなのに、なんとも精悍な顔つき。落ち着いていて達観したご尊顔は、本当に『百億の』(漫画版)とダブって見えた。まあ仏像は少年だけれども、漫画版は少女として描かれてますが。阿修羅は本来、「八部衆」という仏警護部隊みたいなのの一員らしいと会場で知ったのですが、阿修羅は他の像とはタッチが違う気がした。本当に神聖なオーラが漂っていてただただ圧倒。帰り際に阿修羅ポストカード買いこみました。
ついで正倉院展。館に入るのだけで一時間の行列。さらに、メイン宝物の「琵琶」を間近で見るためには展示室内行列に40分並ばないといけないという鬼畜仕様。これには流石に閉口。結局「琵琶」は柵の外の遠い所から眺めるだけ。それでも綺麗なのは分かった。宝石のような貝で装飾されており、輝いてた。
帰りに商店街で、奈良の仏像ガチャガチャにチャレンジ。奈良にはこんなものもあるのか。なんとしても阿修羅像が欲しかったけど、弥勒菩薩でした。なんだよ、敵かよ(笑。(弥勒が敵なのはあくまで『百億の』の中での話です。本来は、56億7000万年後に現れて人類を救済してくれるありがたい仏らしいです。)
(追記:奈良ってせんとくんだらけやないかー。駅から降りたら、看板から幟から何から何までせんとくんだらけ。せんとくん缶バッチ貰ったので、鞄につけて奈良を廻りました。)
(追記2:奈良公園の鹿ちゃんたちと戯れてきた。鹿ちゃんの鳴き声はじめてきいて笑った。「きえぇぇーーっ!!」って甲高い子供の奇声みたいに叫んでてきめぇ(笑。とか言って、笑ってたら、鹿を触った手が急に痛んできた。神聖な鹿をみだりに触ったからか??家に帰って塩で清めて手を洗ったら治ったけど。)