くじら座ソーダ通信

主に読書(SFとミステリ)やアニメについて書きます。最近の読書感想は「漫才風読書感想」をやってます。カテゴリーから「漫才風読書感想」を選んで読んでみてください!

福井晴敏『機動戦士ガンダムユニコーン8 宇宙と惑星と』

先に『ユニコーン』と関係ない話から。今、ウィキペディアガンダム関連のページを流し読みしてたら吃驚した事が。1stのベルファストにてカイ・シデンの「誰子ちゃん?」でお馴染みのミハル・ラトキエ。(カイファンの俺としては)1st屈指の名シーンのガンペリーシーン、は置いといて。確か幼い弟と妹と3人で暮らしてた。その弟、ジル・ラトキエが戦後にムラサメ研究所に拾われ、被験者番号005として後のフォウ・ムラサメらと共に実験体にされてたそうな。角川スニーカー文庫の『フォウストーリー そして、戦士に…』に載ってるらしい。俺的に今週の衝撃的新事実だった。
して『ユニコーン』の話。
一年戦争の時からジオンは日本軍がモチーフにされてる部分があると感じてたけど、ここまでやるか福井晴敏。懸賞論文とか専守防衛のジオン共和国軍とか。
MSの性能でユニコーンが後世のF91とVを凌駕してる時点でどうかと思ってたが、フル・フロンタルのサイド共栄圏構想でクロスボーン・バンガードザンスカール帝国を全否定。
次巻完結(?)で、さて誰が死んで誰が生き残るやら。楽しみ。
★★★★☆